この頃いったい製作者サイドには何があったんでしょうか?やはり大手メーカーも不況には勝てなかったのか・・・。明らかにカードゲームの視野を広げようとする意思が伝わってきます、それも切実に。
私としてはこのカードが当たったときは《八俣大蛇/Yamata
Dragon》が当たったときよりうれしかったですね。
(え?微妙すぎてわからん?)
イラストが違うヴァージョンも欲しいけど手に入りそうにないので、もうどうでもいいです。
ちなみに「なんで天使なのに魔法使いなんだ」のお約束は絶対にツッコミません(どうしても気になる人は近所のお注射天使に訊いてください。どんな返答をされても当サイトは一切の責任を負いません)。
そんなわけでとりあえずこんな注射器で看護されたくねぇなぁ・・・とか思いながら他のカードより丁寧に扱ってしまう私がここに。
嗚呼、駄目人間。
そういえばこのカード、一時禁止を食らっていましたね。
それが理由で私はこのカードを実際に使うことが出来たのがかなり後なんですが、使ってみると「必ずしも入ることがない」カードだなぁと思いましたね。
面白味のないカードや使えるカードというのは大抵「入れざるを得ない」ものが多いのですが、このカードは一枚でゲームを大きく動かすという特性を持っているため、禁止経験があるにもかかわらず
面白味の保てるカードで留まっているという印象を受けました。
ただ、
初ターンで召喚すると奪われて一気に追いこまれるという異例な負け方を経験できます。
あ、これが禁止の所以なのね。
カードとしてはマジシャンデッキに投入できたり、地属性であることを生かして《巨大ネズミ/Giant Rat》を起用した地属性型戦士族デッキなどに投入できたりと活用法が多いのも評価を上げるポイントになります。
このカードで私が一番確かめたいこと、それはS-Dで使えるか?ということでした。
上の話もあり、必須カードではないという判断は固まっていたものの、やはり3400の攻撃力は伊達ではありません。
が、よくよく考えてみると、このカードは総攻撃を食らうと非常にライフ的に厳しくなります。また、初期能力が低いことも考えると(守備モンスター破壊にもライフが必要になる)S-Dで使っても問題はない、という結論に《とりあえず》達しました。
ただ、いつまでも場に残り続けるとこればかりで面白くないので適度に自分で調整する必要はあります。(まさに見せ場の理念)