Vol,6

ミリス・レディエント/地/獣/300:250/1
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、全ての地属性モンスターの攻撃力は500ポイントアップする。風属性モンスターの攻撃力は400ポイントダウンする。

うぢゅ〜

な・・・、ハムスターが頭に浮かんだぜ(ヒトリゴト)。Vol,6で登場したアップダウンを兼ねそろえた効果を持つシリーズの1枚。
一見ヘボそうですが、発売当時のレアリティーはスーパーとなかなか馬鹿にできないところがあります。
うぢゅ。当時は今よりもっと強烈な殴り合いゲームだったので、使いこなせている人はいなかったかも。恐らく現在のほうが使い勝手は上がっているんじゃないかな・・・。
DM2ではフレイム・ケルベロスの手札融合用に使用したような使用しなかったような?
うぢゅ。

 

効果

このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、全ての地属性モンスターの攻撃力は500ポイントアップする。
風属性モンスターの攻撃力は400ポイントダウンする。

この効果の特徴は上げて下げること。攻撃力を上げるなら当時でも装備魔法カードで十分なのですが、 それだけではなく、対となる属性の攻撃力を上げることで属性概念の配置をイメージしやすくすることに成功しています。各属性デッキの作成を促すとともにそれぞれの溝を深くしていこうというのが狙いかな。うぢゅ。
全体がアップする効果としては当時最高峰。天敵に対してなら900の差をつけることができるというのは大きいですね。

このカード自体も地属性なので実質攻撃力は800ということになります。攻撃力1200の風属性に対して相打ちか。ベビードラゴンぐらいならいけそうです。
実は風属性は1300のカードが多いので、この1200というのはすこぶるダメダメだったり・・・。

使用法

上でグジグジ書きましたが、詰まるところ実際召喚しても1ターンで葬られます。
出したそのターンに全体をアップさせる強化魔法と割り切って使用しましょう。そういう意味ではならずもの傭兵部隊と扱いが近いかもしれません。
リクルーターで呼び出しておけば召喚権を犠牲にすることなく強化できていいですね。総攻撃時に存在していれば全体で2500も加算されるわけですから、決して役に立たないということはなさそうです。今が旬ならガジェなどが地属性の筆頭か。攻撃力1800クラスのガジェ。まんざらでもない。
うぢゅ。
無駄なく使い切るなら
暗黒のマンティコアを含めた獣デッキにするのもよしかな。

ただし、今更ですが相手モンスターも強化される可能性があるので要注意です。このシリーズは属性がマイナーであればあるほど真価を発揮するってコトね。


なんていうのかなぁ、カードゲームとして成り立つためにはなくてはならないシリーズというか、発展のためには必要不可欠なシリーズってのが絶対あるとおもうんよ。これはまさにそれ 。うぢゅ。