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呪術抹消(カウンター)
手札からカードを2枚捨てる。魔法カードの発動を無効にし、それを破壊する。さらに相手の手札とデッキを確認し、破壊した魔法カードと同名のカードがあった場合全て墓地へ送る。

2方向閃光

以前の考察では「使えない」と叫んでおりましたが、そこから2年経つとさすがに何か変わったのではないかと思い、反省も踏まえて再考察してみることにします。

 

効果

手札からカードを2枚捨てる。魔法カードの発動を無効にし、それを破壊する。
さらに相手の手札とデッキを確認し、破壊した魔法カードと同名のカードがあった場合全て墓地へ送る。

効果はよくあるような対魔法カウンター。マジック・ジャマーのようなピン刺しではなく、手札やデッキから同名カードをすべて墓地に送る能力を持っています。
すべてを封鎖する意味では封魔の呪印と扱いは同じ。大きな違いは手札コストなどの利用法までも粉砕することと、聖なる魔術師による回収があれば相手は再び使用することができる・・・ということです。
以前は聖なる魔術師が横行していましたが、最近では制限カードに落ち着き、使用機会もグッと減ることになりました。さらに、ガジェットデッキなどではデッキに組み込まれることも少ないですので、完全封鎖に持ち込める確率はかなり高くなったといえるでしょう。

◇積まれる魔法

積まれているカードが予想しやすく、確実に存在していることこそがこのカードの存在意義ではないかと思います。
かつてはサイクロンが積まれており、一昔前のスタンダードではスケープ・ゴート、強制転移、突然変異などがよく積まれる傾向にありました。
現在では封印の黄金櫃や収縮、突進、地砕き、地割れなど、これまでより多くのカードが積まれるカードとして挙げられます。おそらく、歴史上で今が一番使いやすい時期ではないでしょうか。

◇コスト

このカードで一番問題なのがコスト。以前はキラー・スネークや深淵の暗殺者でまかなうことができましたが、現在で手札を2枚も消費するには一工夫しなければ決して扱うことはできません。
おジャマジックによるオジャマ・ターボで手札を増強したり、ガジェットによる手札の節約を利用することによって確保しましょう。

デッキ構成

おろかな埋葬によってキラスネ、深淵を墓地に送り手札コストを確保出来れば非常に強力な陣営です。

旧デッキサンプル:

モンスター

魔法
上級
人造人間−サイコ・ショッカー
THE トリッキー×3
いたずら好きな双子悪魔
おろかな埋葬×3
サイクロン
スケープ・ゴート
ライトニング・ボルテックス
強制転移
強奪
強欲な壺
光の護封剣
洗脳−ブレイン・コントロール
早すぎた埋葬
大嵐
団結の力
地砕き
天使の施し
抹殺の使徒
リビングデッドの呼び声
激流葬
呪術抹消×3
聖なるバリア−ミラーフォース−
破壊輪
下級
イグザリオン・ユニバース
賢者ケイローン
霊滅術師 カイクウ
同族感染ウィルス
魔導戦士 ブレイカー
異次元の女戦士
クリッター
キラー・スネーク
魂を削る死霊
深淵の暗殺者×2