遊戯王☆SELF-DISINTEGRATION

 


VB6-001

マキシマム・シックス/地/戦士/1900:1600/6
このカードが生け贄召喚に成功した時、サイコロを1回振る。このカードの攻撃力は、フィールド上に表側表示で存在する限り、出た目×200ポイントアップする。

なんのかんのいっても誰もが思うこと・・・このカードって実際にはどうなのよ?
攻撃直は初期数値自体が高いわけでもなく、且つ能力も安定しているわけではありません。

そこでこんなものを考えてみましょう。


問1、《マキシマム・シックス》の攻撃力の期待値を求めよ。

※期待値:離散的確率変数のとる値に、対応する確率をそれぞれ掛けて加えた値。

  200 400 600 800 1000 1200  
確率 1/6 1/6 1/6 1/6 1/6 1/6

200×1/6+400×1/6+600×1/6+800×1/6+1000×1/6+1200×1/6≒700

700+1900=2600

数学的にはデーモンよりも強い。しかし他に何も特徴がないのは寂しいですね。これなら多少攻撃力が下がっても効果付を入れたほうが良いのは言わずもがな。


問2、次の命題「《マキシマム・シックス》を入れるとゲームが面白くなる」の真偽を答えよ。

回答

対偶:「ゲームが面白くなくなると《マキシマム・シックス》は入らない」を使って考えます。

対偶の指す「ゲームが面白くなくなる」はスタンを示します。スタンに《マキシマム・シックス》は入りません。よって対偶は真。
対偶が真なので命題も真、ということになります。


問3、《マキシマム・シックス》がS-Dで使えることを背理法を用いて証明せよ。

※背理法:ある判断の否定を真とすれば、そこから不条理な結論が出ることを明らかにして、原判断が真であることを証明する方法。

証明

《マキシマム・シックス》がS-Dで使えないと仮定する。
すると《マキシマム・シックス》=安定と置ける。また、S-Dではないので面白味には欠ける。ということが言える。
ここで問2の結果「《マキシマム・シックス》をゲームに使うと面白い」を当てはめる。また、S-D定義にある使いにくいものを使うという概念を当てはめる。
すると矛盾が生じる。
よって《マキシマム・シックス》はS-Dで使えるということが言える。


かなり無理やりな問題ですけど(笑  難度は低いです。

※文章中の説明は広辞苑(岩波書店)によった。


サンプルデッキ

モンスター 魔法
上級
マキシマム・シックス×3

下級
地雷蜘蛛
霊滅術師 カイクウ
同族感染ウィルス
魔導戦士 ブレイカー
異次元の女戦士
一撃必殺侍×2
ルーレットボマー×2
ならず者傭兵部隊
クリッター
サイバーポッド
キラー・スネーク
ダイス・ポット

サイクロン
スケープ・ゴート
デンジャラスマシン TYPE−6×2
強制転移
強奪
強欲な壺
光の護封剣
洗脳−ブレイン・コントロール
早すぎた埋葬
大嵐
団結の力
天使の施し
魔法効果の矢
抹殺の使徒
 
ニードル・ウォール
モンスターBOX
リバースダイス×2
リビングデッドの呼び声
激流葬
聖なるバリア−ミラーフォース−
破壊輪

 

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