LODT-JP038

ワイト夫人/闇/アンデット/0:2200/3

このカードのカード名は、墓地に存在する限り「ワイト」として扱う。また、このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、フィールド上に表側表示で存在する「ワイト夫人」以外のレベル3以下のアンデット族モンスターは戦闘によっては破壊されず、魔法・罠カードの効果も受けない。

夫人

見た瞬間、ALIPROの聖少女領域が聴こえてきそうな(少女じゃないのに・・・)、某ローゼン政治家もビックリの御夫人。

 

効果

このカードのカード名は、墓地に存在する限り「ワイト」として扱う。

この効果のメリットはワイトキングへの配慮。これによりデッキに実質的に9枚のワイトが投入可能となり、ワイトキングの再生能力と攻撃力が格段にアップした。
高等儀式術の制限化により、”儀式→ワイトを墓地へ”の方程式は崩れてしまったが、これでワイトデッキのリカバリーは万全だ。

フィールド上に表側表示で存在する「ワイト夫人」以外のレベル3以下のアンデット族モンスターは戦闘によっては破壊されず、魔法・罠カードの効果も受けない。

夫人の効果は場に存在しているだけでその他アンデットを守るというもの。それも戦闘非破壊と魔法、罠耐性という太っ腹なものだ。
自身には能力は反映されないが、2200という強靭な守備力を誇っており戦闘で破壊される心配は殆どない。守備力が高すぎてピラミッド・タートルやゴブリンゾンビでリクルートすることができないのは難点だが、墓地に落として馬頭鬼やゾンビ・マスターで蘇生させるルートを使えば問題なし。 序盤からモンスターを展開して、無敵のアンデット軍団を生成したい。

効果の対象になるのはわいとシリーズ以外では精気を吸う骨の塔、ヴァンパイア・ベビー、ナイトメア・ホース、魂を削る死霊などが代表的。ワイトを含まず単品での採用も考えられるワイト夫人だが、ワイト以外でのレベル3以下アンデットはパンチ力が弱いというのも事実。
これからの展開次第でさらに活躍の場は広がっていくものと思われる。

ただ、”魔法、罠の効果を受けない”効果は自らへの戦術の幅を狭めてしまう効果であり、例えばかつてワイトキング考察時に例を挙げた光学迷彩アーマーを装備する甲斐が無かったり・・・などの弊害も生まれる。
戦闘で破壊されない。でもそれだけじゃ勝てない。この効果をどう生かせるかが大きなポイントになりそうだ。

デッキ構成

デッキサンプル:

モンスター

魔法
上級
神獣王バルバロス
邪帝ガイウス×2
サイクロン
異次元からの埋葬
強制転移×2
死者蘇生
手札抹殺
生還の宝札×3
生者の書−禁断の呪術−×3
早すぎた埋葬
大嵐
激流葬
死のデッキ破壊ウイルス
聖なるバリア−ミラーフォース−
連鎖破壊
下級
ゾンビ・マスター×3
馬頭鬼×3
ピラミッド・タートル×2
ゴブリンゾンビ×2
ワイト×3
ワイト夫人×3
ワイトキング×3