GLAS-JP024

剣闘獣セクトル/風/爬虫類/400:300/4

このカードが「剣闘獣」と名のついたモンスターの効果によって特殊召喚に成功した場合、このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に、デッキから「剣闘獣セクトル」以外の「剣闘獣」と名のついたモンスター2体を自分フィールド上に特殊召喚する。

剣闘獣

ノーマルレア4種の中で、唯一のパックテーマに関係したモンスターがこの剣闘獣セクトルである。
外見的にはなんとも蛙っぽいイメージがあるのだが、体格が蛙っぽくないので何ともいえない部分がある・・・。

 

効果

このカードが「剣闘獣」と名のついたモンスターの効果によって特殊召喚に成功した場合

剣闘獣シリーズは主にデッキのモンスターと入れ替わることをテーマとしているシリーズである。
デッキから特殊召喚されることによって初めて効果を得ることができるため、いきなりセクトルを手札から召喚しても効果を発動することはできない。
だが、セクトルはその他すべての剣闘獣で特殊召喚可能であるため、チャンスは多いはずだ。

このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に、デッキから「剣闘獣セクトル」以外の「剣闘獣」と名のついたモンスター2体を自分フィールド上に特殊召喚する。

その他剣闘獣は自身をデッキに戻すことが次へつなげる条件となっているのだが、セクトルはちょっと違う。完全な展開効果を持っている。
2回の戦闘を行えばとたんにフィールドに5体の剣闘獣がひしめき合う。
しかも、剣闘獣の中には上級モンスターもしかりと存在し、パワー面での心配もない。
このカードを使えば一瞬で剣闘獣ヘラクレイノスを召喚することができる辺り、ある種剣闘獣の鍵となる1枚といって間違いなさそうだ。

剣闘獣シリーズのポイントは「どうやって戦闘を乗り切るか」の1点だろう。他の攻守に特化したモンスターならばいざ知らず、このセクトルは戦闘面に関しては非常に戦闘で破壊されてしまう危険度が大きい。
そこで、剣闘獣の専用装備カードである闘器や既存の魔法、罠を活用していく必要がある。

剣闘獣の闘器マニカ(装備)
「剣闘獣」と名のついたモンスターにのみ装備可能。このカードを装備している限り、装備モンスターは戦闘によっては破壊されない(ダメージ計算は適用する)。装備モンスターが自分フィールド上からデッキに戻る事によってこのカードが墓地へ送られた時、このカードを手札に戻す。

剣闘獣限定のミスト・ボディ。再利用できる装備カードはアドバンテージの点でも非常に使いやすい。セクトルに関しては明鏡止水の心のほうが適任のような気もするが、デッキ全体を考慮すればマニカのほうに分が上がりそうだ。

フォース
フィールド上に表側表示で存在するモンスターを2体選択する。エンドフェイズ時まで、選択したモンスター1体の攻撃力を半分にし、その数値分もう1体のモンスターの攻撃力をアップする。

戦闘によって、どんなにアドバンテージの差があったとしてもほぼ確実に相手モンスターを葬り去ることができる魔法カード。
効果が1度きりというのが痛いが、せっかくの戦闘なんだから、相手モンスターを破壊しできたほうが良いのは言うまでもない。

和睦の使者
このカードを発動したターン、相手モンスターから受ける全ての戦闘ダメージを0にする。
このターン自分モンスターは戦闘によっては破壊されない。

戦闘は行う。だが、モンスターは破壊されないし、ダメージも負わない。・・・今更ながらにすばらしい。

収縮(速攻)
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択する。そのモンスターの元々の攻撃力はエンドフェイズまで半分になる。

頻繁に見かける強力カードだが、セクトルは初期能力が低すぎるため、この場合では使いにくいといえる。

デッキ構成

剣闘獣に大切なのは後続につなげること。それゆえカウンター罠によるサポートは必要不可欠なものになってくる。
一発目ということで、専用カウンターのディザーム、パリィを採用することにした。

デッキサンプル:

モンスター

魔法
上級
剣闘獣アレクサンデル
剣闘獣スパルティクス×2
エネミーコントローラー×2
サイクロン
フォース×2
休息する剣闘獣×2
強奪
剣闘獣の闘器マニカ×2
早すぎた埋葬
大嵐
貪欲な壺
ディザーム×2
パリィ
リビングデッドの呼び声
激流葬
聖なるバリア−ミラーフォース−
封魔の呪印
和睦の使者×3
下級
剣闘獣ラクエル×3
剣闘獣ディカエリィ
剣闘獣ベストロウリィ
ならず者傭兵部隊
クリッター
N・グラン・モール
剣闘獣ムルミロ×2
剣闘獣ホプロムス×2
剣闘獣セクトル×2