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０のアルカナ。タッグ・フォース未登場組の1枚。愚者をモチーフとする。トランプのジョーカーの原型という説があるが、現在は否定されているそうだ。だが、アルカナ版はどことなくジョーカーを原型にしているように見えなくもない。

　

効果

◇このカードは戦闘では破壊されない。このカードは守備表示にする事ができない。

アルカナ内での防御要素。ただし、守備表示にすることができないので雲魔物のような扱い。生け贄要因が充実したアルカナでどこまで存在意義を確保できるか、というのは難しいところだろう。

◇このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、コイントスを１回行い以下の効果を得る。
　●表：このカードを対象にする自分の魔法・罠・効果モンスターの効果を無効にし破壊する。
　●裏：このカードを対象にする相手の魔法・罠・効果モンスターの効果を無効にし破壊する。

正位置では自分の効果を受け付けない使用に変化する。といっても生け贄にする分には問題ない。 全体に効果を及ぼすスピリット・バリアや天空の聖域と絡めてもなんら問題ないので、気にする必要は無いかも。

逆位置では相手の効果を受け付けない使用に変化。戦闘で破壊できないなら、相手は効果で処理するしかない。だが、これによりそれらを無効化できれば完全な壁として役立ってくれるだろう。

タロットカードでの意味

夢想・愚行・極端・熱狂を意味する。自分と相手で切り替わる、極端と言えば極端な効果だが、結局そんな効果にどこまで影響があるのか、ただの夢想で終わってしまうのではないか、といった感じか。

正位置での意味は自由、型にはまらない、天才。
プレイヤーの言うことを聞かず、それを破壊する。なんて自由なんだなろう。

逆位置での意味は軽率、わがまま、落ちこぼれ。
最強の壁になったところで、戦闘ダメージは防げない。嗚呼、おちこぼれ。