師範

久しぶりの美人光臨。なんだか妙に威厳のあるお方だこと。

　

効果

◇自分または相手が魔法を発動する度に、このカードに魔力カウンター2個乗せる。
◇１ターンに１度だけ、魔力カウンターを任意の個数取り除く事で、取り除いた数と等しいレベルの魔法使い族モンスターを手札または墓地から特殊召喚することができる。

魔法使い族の一つのアビリティとして魔力カウンター関連の効果がある。自分に乗っている魔力カウンターに応じてさまざまな効果を持たせることができるのだが、この美人はリアニメイトを含めた特殊召喚を請け負っている。
大型のモンスターを召喚するには多くの魔力カウンターが必要であり、逆にレベルの低いモンスターであれば少しの魔力カウンターで速攻召喚することができる。カウンターは1魔法につき2つとなかなか効率の良い仕様で、何らかの方法でカウンターを多く貯めることができれば毎ターン墓地からモンスターを蘇生させる強烈ループを編み出すことができそうだ。
例え魔力カウンターが少なくとも、生け贄として低レベルモンスターを召喚することで手札の上級に繋げることはできる。

カウンターの上限が設けられていないため、メガトン魔法キャノンの媒体になることもポイントだろうか。このカードでさらに魔力カウンターを生み出すモンスターを呼び込むことができれば、カウンター効率は鼠算式に上がり、短期間でのメガトン魔法キャノン連発も夢ではないだろう。

唯一の欠点といえば、特殊召喚の対象が魔法使いに限定されているということ。魔法使いには優良低レベルモンスターは数多く存在しているのだが、その分強力な上級モンスターが少ないのもまた事実。そのせいで遊びの幅があまり広がらない。
ブラック・マジシャンなんかはMAGICAL EXEMPLARを使うよりもっと効率の良い手段をたくさん抱えているし、魔族召喚師はデッキ自体を悪魔族タッチで組む必要があるし、ミュータント・ハイブレインも活用条件が特殊すぎるし・・・。
せめて、場に出たときに何らかのアドバンテージを取れる混沌の黒魔術師クラスのカードがもう1種類ぐらいあればよかったのだが。

デッキ構成

デッキサンプル：

モンスター	魔法	罠
上級 混沌の黒魔術師 魔法の操り人形×2	おろかな埋葬 サイクロン ディメンション・マジック×2 メガトン魔導キャノン×2 我が身を盾に×2 月の書×2 光の護封剣 死者蘇生 生還の宝札×2 早すぎた埋葬 大嵐 抹殺の使徒 貪欲な壺	激流葬 漆黒のパワーストーン×2 聖なるバリア−ミラーフォース−
下級 ダーク・ヴァルキリア ライトロード・マジシャン　ライラ MAGICAL EXEMPLAR×3 マジシャンズ・ヴァルキリア ハンニバル・ネクロマンサー 召喚僧サモンプリースト×3 マジカルフィシアリスト 魔草　マンドラゴラ 見習い魔術師×3 王立魔法図書館