TAEV-JP033

氷炎の双竜/水/ドラゴン/2300:2000/6

このカードは通常召喚できない。自分の墓地の水属性モンスター2体と炎属性モンスター1体をゲームから除外する事でのみ特殊召喚する事ができる。手札を1枚捨てる事でフィールド上のモンスター1体を破壊する。この効果は1ターンに1度しか使用できない。

フロストアンドフレイム・ツインドラゴン

遊戯王で実は初となる「水属性ドラゴン」。F・G・D考察時には著者も驚愕したものだが、いよいよ持って数々の苦労が報われるときが来た。
このカード、カタカナ語より漢字で呼んだほうがかっこよく思えるのは私だけではあるまい。というか、最近のネーミングセンスは幼稚。

 

効果

このカードは通常召喚できない。自分の墓地の水属性モンスター2体と炎属性モンスター1体をゲームから除外する事でのみ特殊召喚する事ができる。

イラストでは炎の首が氷のドラゴンにおまけのように付属している。そのため、召喚条件は水属性モンスターベースということに落ち着いている。
これまで水+炎という、ハイブリッドデッキは注目されることは無かった(というか、そんなデッキが無かった)が、このカードの登場により新たなデッキが生まれそうだ。

◇水属性モンスター

効率よくモンスターを集める、もしくは墓地に送るカードをチョイスしたい。フィールドサイクリングである
アトランティスの戦士や、手札から水属性モンスターを墓地へ送るアビス・ソルジャーは非常に適しているといえるだろう。
また、ハイドロゲドンやリクルーターなども布石として役立ちそうである。
通常モンスターをベースとした高等儀式術デッキも、これまでの墓地除外モンスターデッキと同じく有効な手段だ。

◇炎属性モンスター

レベルアップしていくホルスシリーズとの相性はそれほど悪くは無さそうである。炎族として注目すべきはやはりUFOタートルや仮面竜など、リクルーターの多さだろうか。
ヴォルカニックなども、墓地を肥やすという点では決して悪くない選択肢なのだが、如何せんギミックが重過ぎる感は避けられない。

◇その他

実は、今回のパックにはこの点に関して注目すべきカードがある。手札を1枚捨てることで爬虫類族4枚を墓地へ送る”スネーク・レイン”だ。爬虫類にはしっかり炎と水の両属性が存在しているので、試してみると面白いかもしれない。

手札を1枚捨てる事でフィールド上のモンスター1体を破壊する。この効果は1ターンに1度しか使用できない。

手札のすべてが破壊カードになる。 毎ターン使用できる上に双竜自体は攻撃することができるという、コストパフォーマンスのメチャクチャいい効果だ。 除外という一点のみを除けば、裏表示カードまで破壊できてしまうこのカードの潜在能力は天魔神 エンライズを凌駕すると言っても過言では無さそうである。

デッキ構成

デッキサンプル:

モンスター 魔法
上級
竜の騎士
氷帝メビウス
氷炎の双竜×3
サイクロン
スケープ・ゴート
巨竜の羽ばたき
強奪
月の書
光の護封剣
収縮×3
早すぎた埋葬
大嵐
伝説の都アトランティス×2
封印の黄金櫃
抹殺の使徒
貪欲な壺
リビングデッドの呼び声
激流葬
聖なるバリア−ミラーフォース−
破壊輪
下級
アトランティスの戦士×2
アビス・ソルジャー×2
ハイドロゲドン×3
UFOタートル×3
サイバー・フェニックス×2
クリッター
水晶の占い師×2