GX02-JPB01

幻獣ロックリザード/闇/獣戦士/2200:2000/7
「幻獣」と名のついたモンスターを生け贄に捧げる場合、このカードは生け贄1体で召喚する事ができる。このカードが戦闘で破壊したモンスター1体につき、相手ライフに500ポイントダメージを与える。相手がコントロールするカードの効果によってこのカードが破壊され墓地へ送られた時、相手ライフに2000ポイントダメージを与える。

幻獣

PSPソフトで登場した幻獣シリーズ。ゲームのおまけで新しいシリーズを展開するというのはいただけない気がしますが、このロックリザードは攻略本付属カードになっているので一番数を揃えやすいカードとなっています。そうは言っても1枚1200円は高すぎる気がしますので、結局微妙なシリーズで終わってしまうんですよね・・・。
このカードが実は幻獣シリーズのメインであるのは唯一の救い。最悪幻獣無しでも運用することが可能です。

 

効果

このモンスターには3つの効果が存在し、それぞれが段階ごとに発動する仕組みになっています。

「幻獣」と名のついたモンスターを生け贄に捧げる場合、このカードは生け贄1体で召喚する事ができる。

まず最初の効果として、幻獣を生け贄に選ぶことで生け贄枚数を減らすことができます。もともと生贄2体用モンスターで攻撃力が2200しかないモンスターですから、この効果がなければかなり重いデッキになってしまいます。
幻獣はロックリザードのほかに数体存在しますが、生け贄に捧げるのに適した幻獣は主に幻獣クロスウィングと幻獣サンダーペガスの2枚。これらは攻撃力が低いモンスターですので、シャインエンジェルを軸として簡単に場に召喚することが可能となっています。

また、同じ幻獣として有翼幻獣キマイラや幻獣王ガゼルでもこの効果を利用することが可能。キマイラデッキとミキシングビルドしてみるのも面白いかもしれませんよ。

このカードが戦闘で破壊したモンスター1体につき、相手ライフに500ポイントダメージを与える。

2番目の効果は戦闘時に。効果自体は普通ですので、弄ることは無いのですが、やはり不安なのは攻撃力の低さ。サイバー・ドラゴンである2100の境界線は越えていますので、それほどまでに心配する必要もないと思いますが、幻獣クロスウィングを 墓地送りにすることで攻撃力を上げてやるのも順当な手段ですね。

幻獣クロスウィング/光/獣戦士/1300:1300/4
このカードが墓地に存在する限り、フィールド上に存在する「幻獣」と名のついたモンスターの攻撃力は300ポイントアップする。

相手がコントロールするカードの効果によってこのカードが破壊され墓地へ送られた時、相手ライフに2000ポイントダメージを与える。

おそらくメインであろう第3効果。2000というのは非常に強力ですので墓地から蘇生させて何度でも使いたいところ。除去ガジェといった地砕きや地割れを使用するデッキとの相性は良く、簡単に効果を発動できることが期待されます。
逆に、注意しなければならないのが戦闘破壊に陥ってしまう収縮や突進の発動。その場合には墓地から幻獣サンダーペガスの効果を発動させることでなんとか戦闘破壊を防ぎましょう。

幻獣サンダーペガス/光/獣戦士/700:2000/4
相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。自分の墓地に存在するこのカードをゲームから除外する事で、自分フィールド上に存在する「幻獣」と名のついたモンスター1体が受ける戦闘ダメージを0にする。この時そのモンスターは戦闘によっては破壊されない。

デッキ構成

速攻魔法と蘇生カードの奇跡の蘇生を投入することで攻撃力の低さを補いつつ、ダメージ機会を増やす戦略。

デッキサンプル:

モンスター

魔法
上級
暗黒のマンティコア
幻獣ロックリザード×3
おろかな埋葬
サイクロン
スケープ・ゴート
奇跡の蘇生×2
光の護封剣
遺言状
洗脳−ブレインコントロール
早すぎた埋葬
大嵐
天使の施し
突進×3
収縮×2
封印の黄金櫃
貪欲な壺
リビングデッドの呼び声
激流葬
聖なるバリア−ミラーフォース−
破壊輪
下級
怒れる類人猿
激昂のミノタウルス
幻獣ワイルドホーン×2
魔導戦士 ブレイカー
シャインエンジェル×3
幻獣クロスウィング×2
クリッター
幻獣サンダーペガス×3