WJMP-JP009

エンペラー・ストゥム/光/悪魔/1300:2200/4

このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、自分がモンスターの生け贄召喚に成功した時、お互いのプレイヤーはそれぞれの墓地に存在するカード1枚を選択し、デッキの一番上に戻す事ができる。

帝王の僕

久しぶりの週間少年ジャンプ付録のカード。アヌビス系の顔をしているが、昨今の帝のイメージには合わない。
これまでのラインナップと比べてみると恐ろしく注目されない仕様。

 

効果

このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、自分がモンスターの生け贄召喚に成功した時、お互いのプレイヤーはそれぞれの墓地に存在するカード1枚を選択し、デッキの一番上に戻す事ができる。

帝のストラクチャーデッキ発売に合わせてということで、まさに生け贄召喚を行う帝シリーズに関連したモンスターであることがわかる。
墓地のカードを再利用する効果は帝デッキで言えば帝自身や生け贄確保用カードなど、サルベージしたいものは山ほどあるので需要はあるように見える。
だが、一方で対象となるプレイヤーが相手も含まれていることから、せっかく帝の効果で破壊したうっとうしい魔法、罠、モンスターを再利用されてしまうという危険性も併せ持っている。
風帝ライザーと組み合わせることで相手のドローペースを鈍らせることは可能だが・・・。
効果の発動自体はコストもかからず、鳳凰神の羽根なんかと比べてもお手軽なのだが、如何せん生け贄召喚を行わないデッキでは声がかかることはないのでコンボ系には不向きである。

スペックはといえば、光悪魔という非常に珍しいジャンルであることを除けば守備力は2200もあるし壁のワリに攻撃力も1300を保持しているし、シャインエンジェルというポピュラーなリクルーターに対応しているので決して悪くはないのだが。

そんな若干パッとしないエンペラー・ストゥムであるが、次元合成師と組み合わせることでまた別の顔を見せる。
例えば、次元帝で大型除外カードを展開する前に墓地に落ちてしまった異次元の偵察機をデッキのトップに置き次元合成師で除外してやることで、若干遠回りであるが偵察機の加速を行うことができる。
もちろん、大型除外を使用しない除外デッキでもこの流れは有効に働いてくれうだろう。
また、エンペラー・オーダーと絡ませることでドローソースに代わり、デッキ回転の効率をあげることができる。

帝以外での需要といえば、光神テテュスを使用したモンスター主体の天使族デッキやデーモンの宣告を使用したデーモンデッキなんかでも上手く機能してくれそうだ。

デッキ構成

デッキサンプル:

モンスター 魔法
上級
光神テテュス
邪帝ガイウス×3
氷帝メビウス
風帝ライザー×2
雷帝ザボルグ
サイバー・ドラゴン
おろかな埋葬
クロス・ソウル
サイクロン
デーモンの宣告×2
デビルズ・サンクチュアリ×2
洗脳−ブレインコントロール
早すぎた埋葬
大嵐
エンペラー・オーダー×2
リビングデッドの呼び声
激流葬
死霊ゾーマ×2
聖なるバリア−ミラーフォース−
魔宮の賄賂×3
下級
智天使ハーヴェスト
魔導戦士 ブレイカー
シャインエンジェル
エンペラー・ストゥム×2
次元合成師×2
ディープ・ダイバー
クリッター
異次元の偵察機
マシュマロン