禁じられた聖杯(速攻)

フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。エンドフェイズ時まで、選択したモンスターの攻撃力は400ポイントアップし、効果は無効化される。

FORBIDDEN CHALICE

この聖杯を賭けて戦争をするとか、そういうことではない。中に入っているのはぶどう酒?いいえ、乳酸菌飲料です。
実用クラスのカードなので手に入れるのが若干面倒という悩みが・・・。

 

効果

フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
エンドフェイズ時まで、選択したモンスターの攻撃力は400ポイントアップし、効果は無効化される。

一言で言えば能力無効化を付加した突進である。追加能力分パンプアップ数値は400と低めだが、十分実用範囲だ。対象となるモンスターは自分だけではなく、相手モンスターにも及んでおり、この2つの能力はそれぞれを分けて考慮することができる。
基本的には自分のモンスターにはパンプアップを、相手モンスターには能力無効化を狙って発動することになるだろう。能力を無効化しても戦闘で負けてしまっては意味がないので、発動のタイミングには注意が必要だ。

常に効果モンスターの効果を無効にするスキルドレインと異なり、独自のタイミングにピンポイントで能力を無効化できるため、モンスター効果を殺さないのは最大のメリット。例えば、全破壊能力を狙っていきたいけど、生け贄無し召喚を生かしたい神獣王バルバロスや効果の無効化を使いつつ、再利用をしたい光と闇の竜にとってはかなり相性の良いカードとなるだろう。

また、スキルドレインとの能力上の相違点として、スキルドレインが”フィールド上に存在する効果モンスターの効果”を無効化するのに対し、禁じられた聖杯は”そのモンスターがフィールド上で発動した効果”を無効化するという違いがある。
具体的に言えば、コストで自らをリリースするならずもの傭兵部隊はスキルドレインなら自身は既にフィールドに存在しないため有効だが、聖杯ではその能力はあくまでフィールド上で発動しているため無効になる。(2009.9)

・・・ああ、めんどくさい。使用の場合はある程度のルール確認が必要かな。