パラドクス

Sinを束ねるパラドクスのシンクロモンスター。Ｓｉｎ　トゥルース・ドラゴンより一回り小さい。
しかし映画から1年経って専用パックまで出るとは・・・さっさとBDでも出してくれたら観るんだけどなぁ。

　

効果

◇「Ｓｉｎ　パラレルギア」＋チューナー以外の「Ｓｉｎ」と名のついたモンスター１体

場にSinは2体存在できない(各Sinモンスターの効果参照)から、この組み合わせできないのでは？という疑問が湧いてくるが、Ｓｉｎ　パラレルギアにはこの矛盾を解消する能力が備わっている。

Ｓｉｎ　パラレルギア/地/機械/0:0/2/チューナー
このカードをシンクロ素材とする場合、他のシンクロ素材モンスターは手札の「Ｓｉｎ」と名のついたモンスター１体でなければならない。

レベル2チューナーということで、もう一方の素材モンスターはレベル8のＳｉｎ　青眼の白龍orＳｉｎ　スターダスト・ドラゴンということになる。特定のカードをサーチしにくいSinだが、専用フィールドのＳｉｎ　Ｗｏｒｌｄを使うことでこれを解消することが可能。

Ｓｉｎ　Ｗｏｒｌｄ(フィールド)
このカードがフィールド上に存在する限り、自分のドローフェイズ時に通常のドローを行う代わりに発動する事ができる。
自分のデッキから「Ｓｉｎ」と名のついたカード３枚を選択し、相手はその中からランダムに１枚選択する。
相手が選択したカード１枚を自分の手札に加え、残りのカードをデッキに戻してシャッフルする。

◇このカードがシンクロ召喚に成功した時、自分または相手の墓地に存在するシンクロモンスター１体を選択して特殊召喚する事ができる。
◇「Ｓｉｎ　パラドクス・ドラゴン」はフィールド上に１体しか表側表示で存在できない。

相手モンスターも蘇生できる、シンクロ限定の死者蘇生。パラドクスはシンクロを使わないイメージだっただけに、”あ、結構シンクロに頼るんだ”という印象を受けた。シンクロであるＳｉｎ　パラドクス・ドラゴンも蘇生対象ではあるが、能力により制限されている。

◇フィールド上に表側表示で「Ｓｉｎ　Ｗｏｒｌｄ」が存在しない場合、このカードを破壊する。

その他のSinは様々な種族、アーキタイプに組み込むという工夫ができたが、Ｓｉｎ　パラドクス・ドラゴンはSinデッキでのみ機能することができる。それより、よくよく考えると召喚後のＳｉｎ　パラドクス・ドラゴンは限りなくバニラなんだなぁ。2体シンクロで4000:4000は優秀な数値ではあるのだが・・・。

デッキ構成

デッキサンプル：

モンスター	魔法	罠
上級 Ｓｉｎ　トゥルース・ドラゴン Ｓｉｎ　サイバー・エンド・ドラゴン×2 Ｓｉｎ　青眼の白龍×2 青眼の白龍×2 Ｓｉｎ　スターダスト・ドラゴン×3 サイバー・ドラゴン×3	Ｄ・Ｄ・Ｒ Ｓｉｎ　Ｗｏｒｌｄ×3 サイクロン テラ・フォーミング トレード・イン×2 ハリケーン ブラック・ホール 闇の誘惑 死皇帝の陵墓 死者蘇生	Ｓｉｎ　Ｃｌａｗ　Ｓｔｒｅａｍ×3 リビングデッドの呼び声 聖なるバリア−ミラーフォース−
下級 ダーク・グレファー×2 ジャンク・シンクロン×2 ＢＦ−疾風のゲイル Ｓｉｎ　パラレルギア×3 スターダスト・ファントム