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マスタールール2から新たに追加された”エクシーズ”モンスター。カードは黒く、右寄せの”レベル”の代わりに左寄せの”ランク”が記載されている。当サイトでは表記をレベルと区別するために()にて表記する。

ホープはナンバーズというシリーズに割り振られており、今後様々な展開がおこなわれることが予想される。しかし、39番目ってどんだけ出す気やねん・・・。 ナンバーズ商法は５D’sのように後半のパワーインフラを防ぐ意味もあるんだろうね。

エクシーズ

自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターをフィールド上で重ね、その上にエクシーズモンスターを置くことでエクシーズ召喚が完成する。他のカードゲームで使われる進化ギミックなどに近い。
レベルと枚数が鍵になるところはシンクロと同じで、ある意味焼き直しのような部分もある。チューナーという核が存在しないため、召喚自体は大雑把になっているが、素材がフィールド上で取り込まれているため、再利用などの点でその後の駆け引きを考える必要がある。また、この素材はそのまま置かれているわけではなく、コストなどに使用できることから、これまでにない効果バリエーションが期待できる。
エクシーズ素材になったモンスターが墓地に送られた場合、フィールドから墓地に送られることにはならないため、デメリットを回避したり、効果が発動しなかったりとこれまでと違った動作をおこなうことが多く、事前の調べはしっかりとおこなっておいたほうがいい。

今後はシンクロのように今後エクシーズモンスターに対応したカード、対策用のカードが順番にリリースされていくことは目に見えているわけで、中だるみしないか不安もある。後、これを期にエクストラデッキのスペースをちょっと増やしといて欲しかった・・・。
レベル概念が存在しないことから、レベル向けのロックカードなんかが通用しない点は早急にどうにかして欲しいんだけどね。

効果

◇レベル４モンスター×２

レベル4を並べる手段はすでに多くのギミックが登場している。召喚僧サモンプリースト、墓守の偵察者をはじめ、ＨＥＲＯ’Ｓ　ボンドやコアキメイル・ウルナイト、ゾンビ・マスター、もともとはシンクロ用ギミックのカラクリ忍者　九壱九やデブリ・ドラゴンなど多岐に渡る。
今回のストラクのように戦士族であることを加味したデッキ構成の場合、デュアル・スコーピオンや真六武衆−キザン、ダーク・グレファー、ジャンク・サーバントといった特殊召喚関連モンスターを使うと効果的である。
また、シンクロ・ヒーローやミニチュアライズ、今回同時収録された波動共鳴のようなレベル調整用カードも使っていくと召喚が楽に。ただ、これらはシンクロ時にも使われないカードだったので、今後も優遇されるかは微妙。

波動共鳴
フィールド上に表側表示で存在するモンスター１体を選択して発動する。選択したモンスターのレベルはエンドフェイズ時まで４になる。

◇自分または相手のモンスターの攻撃宣言時、このカードのエクシーズ素材を１つ取り除いて発動する事ができる。
◇そのモンスターの攻撃を無効にする。
◇このカードがエクシーズ素材の無い状態で攻撃対象に選択された時、このカードを破壊する。

ホープは素材を戦闘の身代わりにすることができる効果を持つ。巨大戦艦シリーズに近いが、こちらは受身のみ、さらに発動の有無が選択できることから、プレイする上で不便に感じることはない。というか、攻撃力2500のモンスターを3回潰さないと場から消えてくれないというのは結構厄介だったりする。これに加えてスカー・ウォリアーなんかいるとゲンナリするぜ・・・。
月の書でひっくり返されても素材は消滅しなが、亜空間物質転送装置などで一度飛ばされた場合は素材が消えてしまうので注意。

スカー・ウォリアー/地/戦士/2100:1000/5
チューナー＋チューナー以外のモンスター１体以上
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、相手は表側表示で存在する他の戦士族モンスターを攻撃対象に選択する事はできない。また、このカードは１ターンに１度だけ、戦闘では破壊されない。

デッキ構成

関連考察：ＣＮｏ．３９　希望皇ホープレイ

デッキサンプル：

モンスター	魔法	罠
上級 ダーク・アームド・ドラゴン バイス・ドラゴン×2 サルベージ・ウォリアー	サイクロン ハリケーン ブラック・ホール 禁じられた聖杯×2 月の書 死者蘇生 戦士の生還 増援 連合軍×2	リビングデッドの呼び声 激流葬 神の警告×2 聖なるバリア−ミラーフォース−
下級 トライデント・ウォリアー×2 ダーク・グレファー×2 ＢＦ−疾風のゲイル ＴＧ　ワーウルフ×2 デブリ・ドラゴン×2 召喚僧サモンプリースト ＴＧ　ストライカー×2 シャインナイト×2 ゾンビキャリア レベル・ウォリアー ファントム・オブ・カオス×2