遊戯王☆SELF-DISINTEGRATION


VtoZ


<趣旨>
XYZの拡大版「VWXYZ」。いろんな意味で無謀なこのカードをどうすればそれなりにまともに使うことが出来るか?を重点に置き、先のXYZデッキをリファインすることにした。

<重要ポイント>
メインカードは各文字モンスター。計五種類も存在するこいつらをどのようにして場にそろえるか?ということが今回の重要的なポイントである。
まず最初に言っておくと、普通のデッキ構成の場合『絶対にすべてを3枚積みにするな』。3×5は言わずもがな15である。これは通常入るモンスターカード枚数の83パーセントほどに相当する。モンスターが文字カードだけの構成は無謀すぎる。これらはいくら手札に積まれていても意味を成さないものだからだ。この構成では確実に戦闘で相手モンスターと張り合うことは出来ないし、それは単なる攻守の差で収まる話でもない。

この話からわかることは一つ。普通に組むと絶対に無理が出る。

じゃぁ・・・普通じゃなかったら?

ということで、VWXYZの召喚率が割かし高い(結構控えめ)なデッキを作成してみた。


モンスター 魔法
上級

下級
X−ヘッド・キャノン×3
V−タイガー・ジェット×3
Y−ドラゴン・ヘッド×3
Z−メタル・キャタピラー×3
シャインエンジェル×3
W−ウィング・カタパルト×3
クリッター
スケルエンジェル
強化支援メカ・ヘビーウェポン×2
魂を削る死霊×2
魔導雑貨商人×3
深淵の暗殺者
 

強欲な壺
手札抹殺
貪欲な壺×3

 
ゲットライド!×2
血の代償×2
光の召集×3
 

さあ、どうであろうか。
これはいわゆる貪欲ターボを応用したデッキだ。

<デッキ構成>

デッキの大半をモンスターにして、魔導雑貨商人を使って墓地に大量のモンスターを送ることを目的としている。
そう、このデッキはまず文字モンスターを墓地に送ることから始まるのだ。


墓地に落ちた文字モンスターは貪欲な壺で再利用もしくは光の召集で回収することになる。
光の召集は手札をすべて捨て、墓地から同枚数の光モンスターを回収できるカードだ。このカードを使えば墓地に送られた文字モンスターを文字がかぶらないように手札に加えることが可能である。

そして手札に文字モンスターが揃った上で血の代償で場に一気に揃えるのだ。こうすることでかなり容易にVWXYZを召喚することが出来る。


<その他の工夫>

このデッキには相手カードを破壊していくカードがない。
もちろん、VWXYZに合体する直前にXYZで相手の場を一掃することを考えてのことである。
しかし手札から文字モンスターを召喚している最中に手札にXYZのコスト用カードなんて余裕があるのか?と思われる方も多いかもしれない。
だが、その他の補助カードを利用してやれば手札にコスト用カードをそろえることも可能である。

・ゲッドライド
このカードをあらかじめ伏せておけばユニオンモンスターを直接場に出すことが出来る。
つまり光の収集で回収したカード内にコスト用カードを1枚含むことが出来るようになるということである。

・深淵の暗殺者
1枚しかないこのカードも意外に役に立つ。手札抹殺や光の収集の発動時に手札に持っていればそれだけで手札を1枚得することが出来るし、なによりこのデッキのキーである魔導雑貨商人を回収することが出来るのだ。さらに貪欲な壺で再利用も可能。

・魔導雑貨商人
このカードは原則的にはデッキから1枚カードを引くカードに分類されている。

・貪欲な壺
このかーども制限はあるものの立派なドローカードである。現在制限規制はないためこれがデッキに3枚あることはかなり有利である。

このように手札を増やすカードは数多い。XYZの効果を発動することは十分に可能だ。


ということで貪欲ターボを応用してデッキを作ったわけだが、このデッキの作成前に通常版も作ってみた。正直普通のデッキと戦うのは厳しすぎる。
5体合体はまさにロマンだが、実際にバランスを取るのは相当難しい。機会があれば通常版も乗せてみたいと思うが、この貪欲ターボデッキのほうが召喚成功率は高いと断言しておこう。


戻る