前書き
OCGが発売する以前にカードダスとして販売されていた遊戯王カード。
OCGとの関連性は皆無に等しく、ぶっちゃけルールも適当。しかし、どこかに味がある、そんなシリーズだったと記憶しています。
今回は暇を潰すため、面白半分でレビューに挑戦したいと思います。
まず、我が家で収納している箱を探さなければなりません。私は必死に探しました。その結果・・・
ついに発見!
旧カードはこの海苔ケースに収納されています。海苔は多分頂き物だったと思いますが、その味は一切記憶にございません。山本が人名から来ているのか、地名なのか、今となっては知る由もありません。
中に入っていたのは数十枚のみ。後は鳴門の渦潮に飲み込まれるがごとく此の世から消滅しました。まぁつまり残っていないって事なんですが。カードの裏のデザインは原作ゲームに近い形になっています。
で、早速カード例です。今とは違い属性の概念がないことが確認できます。また、種族も今とは違う形で分けられています。ちなみにコイツは悪魔族。それにしても、ワイトのスペックの低さは一緒ですね。
このシリーズではOCGとは多くのカードのレベル、攻守のスペックが異なります。常識の基準自体が異なるので違和感はありません。
OCGでは攻撃力1200のシルバー・フォングでさえ、こちらでは2300の攻撃力があります。
勿論、お馴染みのカードたちも存在。レアカードは箔押し、更にレアドが高いものはキラ使用になっています。イラストは原作よりですね。このブラック・マジシャンは結構気に入っています。
エクゾディアシリーズも存在。私の手元にはこの2枚しかありません・・・。当時はエクゾディアを2体分揃えた人物は賞賛を浴びていた気がします。いや、他のところではどうだったのか知りませんが。
うわさに名高い白龍3体連結。このカードは4枚組みになっているのですが、手元には中途半端に残っていました・・・。なんだかとっても悔しいです。
それにしても、このカードの一番驚くべきはその効果。首は3つしかないのに、8回連続で戦闘できます。OCGだと一撃勝利ですが、このカードゲームではライフポイントの概念すらないので勝利カードとなることはありません・・・多分。
ここで追記しておくと、このカードゲームではお互いのデッキがなくなるまでターンを繰り返し、最後に倒したモンスターの星の数を合計し勝敗を決めるとのこと。
最後に、このカードゲームにはキャラクターカードが存在します。それぞれに特殊能力を持っており、これはその中でも最強とうたわれる闇遊戯。
最強たる所以。どこからツッコめばいいのか。このカード同士が対峙するとどうなるのか、私は知りません。
日本のどこかではこれがもとで喧嘩になったこともあるのかもしれません。が、それも知りません。
というわけでOCGの前身であるカードダスシリーズでした。
私にとっても若かりし頃の思い出のようなものですので、懐かしい方も多いのではないでしょうか。これらのカードを見ると初心に戻ってゲームを楽しめる、そんな印象が強いです。
OCGにこっそり紛れさせてゲームをすると、ゲーム中に懐かしい思い出話に花が咲くかもしれませんね。