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精霊娘「しゃー来たー。ん、なんだいワトソン君、何か言うのかい言わないのかい、さぁさぁ!」
ドリア 「ボソボソ・・・(姐さん、8ヶ月ぶりの登場なんでテンションの上げかたを忘れてるみたいです。ごめんなさい)」 精霊娘「つーか、マジ何やってんだよてめーよ!・・・っ!? コホン、何をしていらっしゃったのかしら。引っ越してから一度も私たちを出していないじゃない?」 プロト 「いや、ほんまスンマセン。なんかテンションがのらんなーっちゅうか、ネタがな一ちゅーか」 精霊娘「何よそれ、そんな言い訳で私たちが納得できると思ってるの?」 ドリア 「でっ・・でも、今回登場したってことはネタが出来たってことですよね?(あせあせ)」 プロト 「 ん、まぁ場つなぎ程度に・・・じゃなくて、いくらかネタを思いついたので数回に分けてやっていこうかなぁと・・・」 精霊娘「どうせ途中で投げ出すんでしょうけど。まぁいいわ、わざわざ私たちを呼び出したんですし、久しぶりにトークに花を咲かせようじゃないの」 ドリア 「最初は何の話なんですか?」 プロト 「今回は「勝ちにしか興味ないってどないなん?」ということについて語ろうと思う」 精霊娘「勝ちにしか・・・か、そうね私も常に勝ちを狙っているわ。もちろん武器は黒い紐パンよ!」 ドリア 「いや、姐さんそれは違うと思う・・・」 プロト 「 よく掲示板で「自分は勝ちにしか興味が無い」って意見を目にするんだけど、これって実はすっごい不思議な話だと思うんだよ」 ドリア 「すごく極端な意見ですよね」 精霊娘「ゲーム自体年齢幅の広いものだから、子供たちがまさにアニメに影響されましたって印象が強いけど・・・」 プロト 「正直、この意見には私自体は賛成なんだ」 精霊娘「あら、てっきり最初から否定で来ると思ってたのに」 プロト 「 私自身も勝ちにしか興味が無い。ボランティアという言葉は大嫌いだし、己が理念を貫くために相当他人を蹴落としてきたと思う」 ドリア 「S−Dってその意見とえらく矛盾していると思うんですけど・・・」 プロト 「 うん、今回言いたいのはそこなんだ。私にとってはあれも「勝つ」ための方法の一つでもあり、「勝ち方」の一つの形でもあり、勝つための踏み台でもある」 精霊娘「ふーん、つまり?」 プロト 「つまり、言いたいのは「勝つ」ために何をしているか、ということだ」 ドリア 「プロトさんにとってはS−Dがまさに勝つためにしていることなんですね」 プロト 「 よく「勝ちにしか興味が無い」=「勝ちに関係ないカードには見向きもしない」と取りがちなんだけど、その行為自体は「勝ち」にこだわることと大きく矛盾している・・・と私は考えている」 精霊娘「一見勝ちに関係ないカードがゲームに大きく影響を与えることってあるわよね」 プロト 「 私の友人に「試験は情報戦だ。」と豪語していたヤツがいる。中学高校では先生の授業中に言ったことを聞いているかどうかでテストに影響してくるし、大学でも先輩から過去問を入手できるかで優位さがかなり変わってくる」 ドリア 「試験も勝ち負け、カードゲームもそれと一緒。情報戦・・・と?」 プロト 「 その通り。流行のデッキやカードを知っているかどうかで優位さは変化する。でもそれだけじゃぁない、情報を収集する能力も必要となる」 精霊娘「そうね、いかに情報を集めるか、いかに情報を活用するか・・・って大事よね」 プロト 「そのために重要となるのが、「勝ちにこだわるがゆえにあらゆるものを活用、利用しようという精神」だと思う。口先で言う甘っちょろいもんじゃない。どんな些細な情報であっても自分の中に取り込んでいくような必死なスタイルこそが本当の「勝ちにしか興味が無い」ということなのではないのだろうかと思うんだ」 精霊娘「それがどんなものであっても何かを盗み出してやろうという不屈の探究心ね」 ドリア 「S−Dはその精神から生まれたものなんですね」 プロト 「いろいろ思惑はあるけど、行動理念においてはこれが大きな要素の一つだね 。私の勝ちは己が理念を貫けることが第一条件だけど。そこにはもちろん必死の中にもゆとりを持って楽しむことも入っているよ」 精霊娘「経験者は語る?」 プロト 「 まぁ、挫折と復活を繰り返している私から言わせれば、形だけで大層な台詞を吐くよりも、本気で目指すならもっと血眼に、そうでなければもっと大らかにゲームを楽しんで欲しいというわけだ」
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