定義にあるS-Dカードの選択例を少し深く見てみようと思います。


自分のライフを減らせるカード(ただし、その他の要因を無視した大ダメージ(ライフ半減)などは除く)

これは「自分に〜ダメージ」「ライフを〜払う」といった効果を持つカードです。S-Dデッキにはこの種のカードを意識して入れていきましょう。S-Dの中心的な役割を果たす種類です。

その他の要因を無視した大ダメージ」とは「その1枚だけで他のカードと絡むことが無く大ダメージを受ける」ことです。例えば地雷蜘蛛はその1枚だけで自分のライフを半減させてしまうため、これに当てはまります。

ギャンブル的性質を含むもの(ただし、場を盛り上げることを条件とする)

文字通りギャンブル性を含むカードです。コイントスやサイコロ、カードを当てるなどがこれに当てはまります。

「場を盛り上げることを条件とする」とは目安であり規制面は少ないです。「場を盛り上げないもの」があるということではなく、「より面白いものを積極的に選んでいこう」ということです。

専用デッキでなければ使いにくいもの(使いにくいものを使うことで使用者の腕を見せる)

例えばデーモンモンスターは自分のライフを払うコストもあり、専用のデーモンデッキでなければ使いにくいですよね。S-Dではそれをあえて単体でデッキに投入し、存分に活用していきます。

通常使用することの無いもの(できれば、自分か相手に間接的影響を与える方が望ましい)

意外性に飛んでいるということですね。間接的影響とは自分のライフを削ったり、モンスターを破壊したり・・・といったことを意味しますが、それほど気にする必要も無いです。

雑草魂を持ったカード(使用者はライフの低下や状況の悪化などを積極的に受け入れる)

例えば、引きガエルは表側表示で破壊されることにより効果を発動します。このカードはその攻守の低さからほぼ攻撃表示で出す必要があります。S-Dではプレイ時に躊躇せずに攻撃表示で出していきましょう。


<下位互換について>
同じような効果を持っているが、デメリットの含んでいるものや効果の範囲が制限されているものを優先するということです。

EX)
忍者マスターSASUKE→円盤闘士 etc