刀「鈍」

遊戯王では通常、戦闘を行う際に攻撃力と攻撃力、もしくは攻撃力と守備力を比較することで勝敗を決する。いかにルールが複雑化しようとも、数値比べという根本は変わらない。
だが、中にはその概念を無視し、バッサリと相手モンスターを切り捨てることができるモンスターが存在する。今回はそれらのモンスターに焦点を当てることにしよう。

今回ベースとなるのは刀語に登場する完成形変体刀の1本”斬刀・鈍(ザントウ・ナマクラ)”。この刀は文字通り”切れ味”に重きを置いた刀で、物体の分子構造を破壊し、あらゆる物を抵抗なく一刀両断できる特性を持つ。
相手モンスターを切り捨てることで、戦闘に絶対勝利できるのならば、S-D環境でも十分なアドバンテージを狙うことができるはずである。

ということで、今回は圧倒的な切れ味を持ったデッキを考案する。

内部構成

◇相手モンスターを切り捨てるカード

■円盤闘士
■一刀両断侍
白竜の聖騎士
■忍者マスターSASUKE
■ミスティック・ソードマン LV2
■ミスティック・ソードマン LV4
■ミスティック・ソードマン LV6
■一撃必殺侍
■ドリルロイド
■ナノブレイカー
封魔の伝承者
■六武衆−イロウ
N・グラン・モール
■カミソーリトカゲ
サーチ・ストライカー
エクスプロード・ウィング・ドラゴン
A・O・J カタストル
■A・O・J リバース・ブレイク
A・O・J コアデストロイ
■コアバスター

いわゆる、”ダメージ計算を行わず破壊する”能力を持ったカード。以外にこのタイプの能力を持つものは数多く存在することがわかる。サーチ・ストライカーやミスティック・ソードマン LV4、一撃必殺侍など、デメリットやギャンブル要素を持ったモンスターが多いのも特徴の一つ。
種族を考慮すると、戦士族を主体にして考えることになりそうである。
対裏守備表示では一刀両断侍、ミスティック・ソードマンシリーズ、カミソーリトカゲ、サーチ・ストライカー、対表守備ではナノブレイカー、忍者マスターSASUKE、対守備全般ではドリルロイド、円盤闘士、対属性では封魔の伝承者、コアデストロイ、対攻守全般では一撃必殺侍といった具合に能力発動のトリガーはいくつかのバリエーションがあるため、それぞれの場面で使い分けよう。

デッキ構成

デッキ:『斬刀・鈍』

モンスター

魔法
上級
ミスティック・ソードマン LV6×2
『攻撃』封じ×2
アサルト・アーマー
エネミーコントローラー×2
セカンド・チャンス
レベルアップ!
レベル調整
月の書×2
皆既日蝕の書×2
死角からの一撃
DNA移植手術
トゥルース・リインフォース
ヒーロー・ヘイロー
死力のタッグ・チェンジ×2
下級
ミスティック・ソードマン LV4×2
忍者マスターSASUKE×2
六武衆−イロウ×2
封魔の伝承者×3
ナノブレイカー
サーチ・ストライカー
A・O・J リバース・ブレイク
一撃必殺侍×3
A・O・J コアデストロイ×2
円盤闘士
ミスティック・ソードマン LV2×2