303-017

魔導戦士 ブレイカー/闇/魔法使い/1600:1000/4
このカードが召喚に成功した時、このカードに魔力カウンターを1個乗せる(最大1個まで)。このカードに乗っている魔力カウンター1個につき、このカードの攻撃力は300ポイントアップする。また、魔力カウンターを1個取り除く事で、フィールド上の魔法・罠カード1枚を破壊する。

ブレイカー

第3期を代表するデッキを選ばない強力カードの1枚。何度か禁止と制限枠を行き来しているが、ここ暫くはブレイカーのない環境も慣れてきた。
かつては”ブレイカーが無ければまともなデッキが組めない”なんて風潮もあったほどだが、第4期の頃からはブレイカーを必要しないアーキタイプも登場したりと、 ある種カードゲームの進歩を感じる1枚である。

 

効果

このカードが召喚に成功した時、このカードに魔力カウンターを1個乗せる(最大1個まで)。
このカードに乗っている魔力カウンター1個につき、このカードの攻撃力は300ポイントアップする。
また、魔力カウンターを1個取り除く事で、フィールド上の魔法・罠カード1枚を破壊する。

魔力カウンターは第3期で登場したギミックだが、それに対応するカードには当たりが多い。その中でもブレイカーの強さはピカイチだった。
貴重な魔法、罠破壊カードとしてはもちろん、カウンターを保持してアタッカーとして活用したりと、プレイバリューが豊富だったためである。1枚でいくつもの役割を兼任する事ができるカードは強い。ブレイカーはその代表例といえるだろう。

ちなみに禁止後のデッキスペースには、著者はスナイプストーカーを突っ込むことが多い。

 

ブレイカーデッキ

さすがにこの手のカードは”使えすぎて書くことがない”ので、ここでは普段脇役のブレイカーを活用したブレイカーデッキで遊んでみようと思う。当然、ブレイカーは3枚積みである。

◇カウンター補助

ブレイカーはカウンターシステムを採用したモンスターなのでカウンターを載せ直すことで降下を再利用することができる。効果を再利用できればよりアタッカーとしてのポテンシャルも上がるはず。

魔草 マンドラゴラ/闇/魔法使い/500:200/2
リバース:魔力カウンターを乗せる事ができるカード全てに、魔力カウンターを1個ずつ乗せる。

見習い魔術師/闇/魔法使い/400:800/2
このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、フィールド上で表側表示の魔力カウンターを乗せる事ができるカード1枚に魔力カウンターを1個乗せる。このカードが戦闘で破壊された場合、デッキからレベル2以下の魔法使い族モンスター1体を選択して自分のフィールド上にセットする事ができる。

漆黒のパワーストーン(永続)
発動後、このカードに魔力カウンターを3個乗せる。自分のターンにつき1個だけ、このカードの魔力カウンターを他の「魔力カウンターを乗せる事ができるカード」に移す事ができる。このカードの魔力カウンターがなくなった時、このカードを破壊する。

カウンター補助はこの3枚が主。魔草 マンドラゴラ はリバース効果なので若干タイミングを掴みにくいが、見習い魔術師や漆黒のパワーストーン はカウンター的にカウンターを載せることも出来、是非活用して行きたいカードである。

◇ブレイカー補助

ブレイカーは優秀だが、それ故に相手に利用されると痛い。破壊ならまだしも、コントロールを奪われるとカウンターを相手に使用され、アドバンテージを失ってしまう可能性も大きい。強制脱出装置 などで相手に利用されない工夫をしておいたほうが良いだろう。

また、効果を最大限に生かす(この場合は何度も効果を活用し、魔法、罠を破壊していくこと前提)ために、魔封じの芳香と組み合わせるのも悪くない。

デッキ構成

本来魔力カウンターを貯めるデッキと魔封じの芳香の相性は決してよろしくないが(特に魔法発動によってカウンターがたまるタイプ)、一方的な供給源を与えてやれば問題ないハズ。

デッキサンプル:

モンスター

魔法
上級
ダーク・シムルグ×2
THE トリッキー×2
闇紅の魔導師
サイクロン
ディメンション・マジック×2
ハリケーン
我が身を盾に×2
死者蘇生
早すぎた埋葬
大嵐
地砕き
抹殺の使徒
貪欲な壺
強制脱出装置×2
激流葬
漆黒のパワーストーン×3
聖なるバリア−ミラーフォース−
魔封じの芳香×2
下級
ダーク・ヴァルキリア×2
魔導戦士 ブレイカー×3
魔導獣 ケルベロス
終末の騎士
クリッター
召喚僧サモンプリースト
マジカルフィシアリスト
執念深き老魔術師
見習い魔術師×3