どうしよっかな〜
PP1には3枚の効果モンスターが封入されていた。
1枚は封印されしエクゾディア、2枚目は時の魔術師だ。そして、最後の1枚がこの”きまぐれの女神”である。
このモンスターもバニラモンスターとして作られたとしても何ら違和感は無いのだが、ラインナップの中で唯一オリジナル効果を得たのは、まさに開発部の気まぐれなんだろうか。
それにしてもこの女神、本当にやる気なさげである。
効果
◇投げたコインの裏表を当てる。当たりは1ターンの間このカードの攻撃力が2倍、ハズレは1ターンの間このカードの攻撃力が半分になる。
初期スペックは当時のレベル3としてはありきたりな数値。
賭けに成功すると攻撃力は1900。負けると攻撃力は475になる。もともと戦力としてはカウントできないので賭けに負けてもデメリットに感じることは少ない。
どうせ自分のターンにしか使えない起動効果なので、攻撃力が変動するというより”攻撃できるかできないかが1/2で決定する”と解釈に頭の中で置き換えてしまっても間違いではないだろう。
レベル3で攻撃力1900というのはかなり優秀な数値で、昆虫族ありきで機能する攻撃力2000のアーマード・フライの次に優秀な値。
デッキを選ばないという意味では使いやすさはこちらに分がありそうだ。
当時は落とし穴に落ちない下級モンスターとして結構いい感じに働いたとか働かないとか。
もしかすると対ロックデッキなんかでがんばるコイツを見たことがある人もいるかもしれない・・・私はないケド。
活用するために
このカードの魅力は”今の攻撃力が倍化される”こと。装備カード等による強化分まで攻撃力の対象になる。 そのため、強化する手順によって攻撃力が大きく変化するのだ。 この法則を利用すれば”きまぐれの女神”はフィニッシャーになりえる存在になるだろう。
デッキ構成
デッキサンプル:
モンスター |
魔法 | 罠 |
---|---|---|
上級 サイバー・ドラゴン×2 |
サイクロン シャインスパーク×2 スケープ・ゴート セカンド・チャンス×2 ビッグバン・シュート×2 強奪 月の書 光の護封剣 早すぎた埋葬 大嵐 団結の力 封印の黄金櫃 魔導師の力 貪欲な壺 |
リビングデッドの呼び声 激流葬 鎖付きブーメラン×3 聖なるバリア−ミラーフォース− |
下級 忍者マスターSASUKE 阿修羅 マハー・ヴァイロ 異次元の女戦士 シャインエンジェル×2 一撃必殺侍×2 クリッター きまぐれの女神×3 N・グラン・モール サンド・ギャンブラー 勝利の導き手フレイヤ |