「いつの時代でも葬儀屋は潰れない。
彼らはどこからともなく現れて、墓地へと死者を埋葬してくれるのだ、明るい笑顔を振りまいて。」
だそうだ。
効果
実はこのカード、初めにS-Dを考案したときは禁止ぎりぎりのラインに入っていたりする。
S-Dには「自分と相手どちらかに影響を及ぼす効果」が主体と設定されている。
このカードを使用しても、別に相手がどうなるわけではない。そういった点でこのカードをS-Dで使ってよいものかどうか悩んだ。
別の視点から見ると「手札を捨てるカードの下位互換カード」という特徴を見ることができる。それ故にこのカードはかろうじてS-Dで使うことが許されているのだ。
しかし、もしこのカードが「モンスターを3枚捨てる」ではなく「手札を3枚捨てる」だったとしたら私はS-D禁止に登録していただろう。
捨てることができるのが、モンスターのみに制限されているということもまた、このカードのS-D入りを後ろから押している。
このようにS-Dを考える上で何点かの矛盾の判断が問われることがある。
それがライフ半減といったわかりやすい特徴であるなら話は簡単なのだが、このカードのように単純であるにも拘らず、S-Dで使用するべきものかどうか微妙な効果についての説明は厄介だ。
最後にはっきり結論を述べておくと
「このカードの単独使用を禁ずる」
このカードを使うときは他のカードとの併用が必要不可欠。コンボの流れの一部としてのみ、このカードの効果は使われるべきなのだ。