第一段階
プチモスから始まり、進化の繭によって進化していくモスシリーズの第一段階はVol,5で登場しました。何気にVol,4から関連カードがチマチマとリリースされる方法なんか
は、後に登場する究極昆虫シリーズと似通っていたり。
初期段階ではノーマルカードですが、一度レアに格上げされています。
原作ではプチモスではなく、このカードに進化の繭が装備されグレートモスへと進化して行ったわけですが、なぜOCGでもそうされなかったのかは是非聞いてみたい謎の一つです。
存在意義
2ターンしのぐことにより進化が可能。モスシリーズの中で最も妥協した結果のカードとなっています。進化しきっていないために攻撃力もプチモスとほとんど変わりません。
できるだけ妥協せずに究極完全態・グレート・モスへと進化できるデッキを作成しましょ。
このカードはよく使えないカードの例として挙げられます。確かに自身の有効な活用法はないのかもしれません。
しかし、モスシリーズを語る上でラーバモスは欠かせない存在であることも確かです。成虫しかない進化するモンスターなんて面白くありませんからね。
ラーバモスがあるから、究極完全態・グレート・モスが存在できるわけで、世の中を構成するには必要なカードなんです。そんなカードに使える使えないなんてもはや論外。大事なのはそういうことじゃないんですよね。
むしろ、我々はそんなラーバモスすらまともに召喚できない環境にいるということを忘れてはなりません(実際普通にプチモスからラーバモスに進化させることは至難の業)。
カードを下げて見ずに、自分を下げて見ないことにはラーバモスは語れませんよ。