闇/城
原作ではプレイヤーキラーが使用した城。なぜかアンデットが強化される羽目になっているのはもう一枚のカードと関連させてのことなんだけど・・・。それはこの場では置いておいて。
ダーク・キメラに続き暗算したくない攻守数値になっています。攻撃力1900の攻撃には耐えることができて1950の攻撃には耐えることができないわけですな(攻撃力が1950であるモンスターがダンシング・ソルジャー、ハーピィ・レディ三姉妹ぐらいしかないけど)・・・。
守備では相殺しないことを考えると1900の攻撃を防ぐのに1900あれば十分なわけだから、この30は全くの無・意・味(はーと)。
効果
すべてのアンデットを200ポイントずつ、通算1000もアップさせてしまう夢と希望に満ちた効果を持っています。
使い捨てで構えているリバースモンスターには珍しく、生き残ることが前提の効果が素敵すぎ。
攻撃力が増加していくのはリバース発動時に存在していたアンデットモンスターのみで後出しモンスターには適用されないとか。
ところで、アンデットは生と死がテーマなわけで、どのカードを見てもあまり生き続けることに敏感ではないんですよね(ヴァロンは生きようとしているが死なないわけではない)。
各モンスターの効果を考慮していくと、攻撃力を増加させる甲斐のあるものは意外と限定されています。
砂塵の悪霊/スピリットモンスターなので無意味
王族親衛隊・デス・ラクーダ/リセットされるので無意味
ヴァンパイア・ロード/死ぬことが前提なので無意味
そんな中でとりあえず目星を付けてみた。
・ヴァンパイア・ベビー/攻撃力を底上げして対象カードを増やすと便利。
・ナイトメア・ホース/直接攻撃の能力を上げる。
・バーサーク・デッド・ドラゴン/減るもんは増やしたらええねん。
・闇より出でし絶望/地味に強化。
・ブラッド・サッカー/初期攻撃力が低いために効果を発揮できないカード。
・スピリッツ・オブ・ファラオ/多くのアンデットを確保できるため、全体強化の醍醐味を味わうことができそう。
デッキ構成
リバースした後に数ターン耐え忍ぶ必要がありますから、延命処置に重点を置いてみることにします。
サイバー・ドラゴンにはすぐケチョンケチョンにされてしまうスペックがなんともいえませんが・・・。ああ、なにか城壁を使いたい衝動が〜!?
今回のサンプルではノーブル・ド・ノワールによる戦闘の回避と地味に投入されている地獄の暴走召喚でリクルータークラスのアンデットを並べ、城によって戦力へと変えていくのが鍵。
暴走召喚はこのデッキの中でも使用がかなり限定されているので要注意です(該当は3枚か)。
相方は申し訳ない程度に入ってます。
デッキサンプル:
モンスター |
魔法 | 罠 |
---|---|---|
上級 ノーブル・ド・ノワール×3 ゴースト王−パンプキング− |
サイクロン スケープ・ゴート ライトニング・ボルテックス 我が身を盾に×2 光の護封剣 生者の書−禁断の呪術−×3 早すぎた埋葬 大嵐 地獄の暴走召喚 天使の施し 封印の黄金櫃 貪欲な壺 |
マジック・ジャマー×2 リビングデッドの呼び声 激流葬 神の宣告×2 聖なるバリア−ミラーフォース− |
下級 魔導戦士 ブレイカー ヴァンパイア・レディ×2 ピラミッド・タートル×3 ゴブリンゾンビ×3 闇晦ましの城×3 召喚僧サモンプリースト 魂を削る死霊 |