フェロモンに興奮して威嚇

いつの間にか遊戯の魂のカードとなっていたクリボー。 登場したVol,7ではノーマルレアとして収録され、ワリといい値で取引されていたような記憶があります。イラストは漫画寄りではなく、工業的な「カードイラスト」。もうちょっとかわいく描いて欲しかった気もしますね。
2001年アジアチャンピオンシップ3位賞品のクリボーは怖いし、どうもピンと来るイラストがなぁ。

　

効果

◇手札からこのカードを捨てる。
◇自分が受ける戦闘ダメージを１度だけ０にする。
◇この効果は相手のバトルフェイズ中のみ使用する事ができる。

手札からの効果発動はまさに最後の砦。場が破壊されつくしても手札にコレがあるだけで希望の光が見えてきます。 そのため現在でもキメラテック・オーバー・ドラゴンメタなどに愛用され、サイドデッキで構えています。
そういえばＤＭ6の遊戯や海馬の1キルを防ぐには初ターンでこのカードを手札に加えておかないとやばかったなぁ・・・。
効果は戦闘ダメージを0にするものであり、モンスターが破壊されないわけではないので注意が必要です。

専用カードも完備されています。

増殖（速攻）
表側表示の「クリボー」１体を生け贄に捧げる。自分の空いているモンスターカードゾーン全てに「クリボートークン」（悪魔族・闇・星１・攻300/守200）を守備表示で置く。（生け贄召喚のための生け贄にはできない）

漫画でも幾多のピンチを潜り抜けてきた増殖。そもそもクリボーって何？カビ？まっくろくろすけ（バイ・ト○ロ）？と疑問に思ってしまう単語ですが、ピンチ時にはスケープ・ゴートと同じような効力を発揮します。
こちらの方が場の空きを気にすることなく使用できるので使いやすそうですね。増殖したクリボーは生け贄召喚には使用できませんが、幻魔皇ラビエルには十分に役立ちます。

クリボーを呼ぶ笛（速攻）
自分のデッキから「クリボー」または「ハネクリボー」１体を、手札に加えるか自分フィールド上に特殊召喚する。

手札に加えて効果を発動することも、場に召喚して増殖することもできるすばらしきカード。カードの流れが非常に美しく、速攻魔法なので実用性も高いですね。

自身が死のデッキ破壊ウイルスの生け贄に使用できることもさることながら、さすが主人公のカードですな。屋根裏の物の怪とクリソツなのはカードゲームの醍醐味か？

機雷化は専用ページ参照。

デッキ構成

クリボーは置いておいて、幻魔皇ラビエルと簡易融合の組み合わせがいい感じ。

デッキサンプル：

モンスター	魔法	罠
上級 幻魔皇ラビエル×2 氷帝メビウス 人造人間−サイコ・ショッカー サイバー・ドラゴン×2	クリボーを呼ぶ笛×3 サイクロン 簡易融合×3 光の護封剣 洗脳−ブレインコントロール 早すぎた埋葬 増殖×2 大嵐 天使の施し 封印の黄金櫃 抹殺の使徒 貪欲な壺	リビングデッドの呼び声 激流葬 聖なるバリア−ミラーフォース− 破壊輪 死のデッキ破壊ウイルス
下級 霊滅術師　カイクウ Ｅ・ＨＥＲＯ　エアーマン×3 魔導戦士　ブレイカー キラー・トマト クリッター クリボー×3 ハネクリボー×2