PH-10

タイム・イーター/闇/機械/1900:1700/6

このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、次の相手ターンのメインフェイズ1をスキップする。

時を食す者

実際には部分的にしか食していないんだけど。なんだろう、貝柱だけ食べて貝の本体残してるみたいな・・・。
あ、そうそう。このカード、長らく絶版だったのにトーナメントパック1で復活したシリーズの1枚である。

 

効果

このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、次の相手ターンのメインフェイズ1をスキップする。

メインフェイズ1を飛ばす。これはつまりどういうことだろうか。
メインフェイズ1で行える行為はそのほとんどがメインフェイズ2でも行うことができる。だが、このタイミングのズレから生じる差は非常に大きい。
例えば、メインフェイズ1でのみ使うことができる魔法カード、ジェノサイド・ウォーや盗賊の極意、大寒波は発動できなくなるし、ターン開始時に場にモンスターが存在していないならば、モンスター召喚を1で行うことができないためにバトルフェイズまでスキップされてしまう可能性もある。
その他にもコンボマスター、コンボファイター、機動砦のギア・ゴーレム、E-HERO ヘル・ゲイナー、グレイ・ウイングなどの効果も発動できなくなる(どれもマイナーすぎるとかいうな)。

まぁ、なんだかんだ言ってもバトルフェイズスキップがこのカードの魅力なので、積極的に相手の場を空けることができるよう努力していこう。
一方でこのモンスターは戦闘を介する効果にもかかわらず、戦闘能力が低い。そのポジションはパーシアスと同じだ(パーシアスに専用ストラクチャーデッキが登場している以上、運用能力には格差を感じるが)。
となると戦闘能力を上げてやる配慮が必要不可欠。機械族のパンプアップと言えばリミッター解除だが、自ら自爆してしまっては元も子もない。
攻撃力を上げ、且戦闘に対する耐性を持たせるには”破邪の大剣−バオウ”が適任になってくるだろう。
また、トークンに対しても効果を発動できるので積極的に利用していきたい。

魂を吸う竹光でドローフェイズまでスキップできるようにするとなかなか面白いことになるが・・・。ドローをスキップしてしまうと、次のモンスターに繋がらない可能性もあるので注意したい。

デッキ構成

タイム・イーターだけでなく、おジャマトリオ+群雄割拠によるバトルフェイズ回避も採用。

デッキサンプル:

モンスター

魔法
上級
サイバー・ドラゴン×3
タイム・イーター×3
サイクロン
スケープ・ゴート
ビッグバン・シュート
我が身を盾に×2
光の護封剣
収縮×3
早すぎた埋葬
大嵐
破邪の大剣−バオウ×2
貪欲な壺
おジャマトリオ×3
リビングデッドの呼び声
群雄割拠×2
激流葬
聖なるバリア−ミラーフォース−
下級
魔鏡導士リフレクト・バウンダー
魔導戦士 ブレイカー
グリーン・ガジェット×2
レッド・ガジェット×2
サイバー・フェニックス×2
イエロー・ガジェット×2
クリッター
強化支援メカ・ヘビーウェポン