MR-12

マハー・ヴァイロ/光/魔法使い/1550:1400/4
このカードに装備された装備カード1枚につき、このカードの攻撃力は500ポイントアップする。

ムハー♪

・・・ムハーってなんやねん。
第2期最初のパックで登場したマハー・ヴァイロ。
このカードは第1期の流れを引き継ぎつつ、第2期へのステップダウンを踏んでいるすばらしいカードなのではないかと思います。
それまでの第1期の下級モンスターの効果と比べてみると、非常に実用的な効果と言えるでしょう。

 

効果

このカードに装備された装備カード1枚につき、このカードの攻撃力は500ポイントアップする。

1枚につき500の攻撃力アップ。団結の力を装備すれば単独でも1550+800+500=2850となり、ゴー ズちんも滅殺できてしまうのですよ。
この爆発力が私は大好きだったり。
当時のまだ装備カードがある程度の割合を占めていた環境を考慮しても、時代背景とマッチしていますね。

ということはもちろん、装備カードの衰退とともにこのカードが使われなくなることは目に見えているわけでして、現在では使われることはほとんどありません。とは言え、スペック的には魔法使い族ですし、地味に1550ですし、専用のデッキを組んでやれば結構楽しめるカードです。 ガーディアンデッキにもバッチリですよね。

装備カードが使われにくいのは、アドバンテージをとりにくいということにあります。
装備して次のターンにチュドーンされてはこちらがカードを消費するだけ・・・という誰にでもわかることなのですが、
ということは、逆に考えれば装備カードはタイミングが大事になってくる、ということなのです。
来るべき場面までできるだけ装備カードは手札に温存し、マハー・ヴァイロのようなフィニッシャーカードに一気に装備させて一撃で勝負を決める。
次のターンはやってこない。これが現在の正しい装備カードの使い方の一つ。

相手の装備カードを奪いたい場合は力の集約などを活用しましょう。

力の集約
フィールド上の装備カード全てを指定した1体のモンスターに装備させる。対象が正しくない場合は、その装備カードを破壊する。

皮肉なのは、衰退している装備カードの中で第一線を行っているのが戦士族であるという事実なんですよねぇ。
ここはお上にがんばっていただきたいところですが・・・現環境ではちょーっと難儀かな。