こんなカード、俺は・・・
第2期の第2パックに封入されたウルトラレアカードの1枚。 このカードもスロットマシーンAM−7と同じく、第1期の流れを組む原作登場バニラモンスター。 それ故に当たったときのショックも大きい・・・。
能力
スペックは生贄2体。守備力はダイヤモンドさながら高めに設定されているのだが、光属性には青眼の白龍が最初から存在しているために構築とは無縁なのが現状だ。 アニメにおいて炭素という キーワードのもとサポートカードが登場していたが、考察している時点(2007,4)では未登場である。
だが、このカードの能力はスペックで測るものでもなければ、デッキに投入することで威力を増すものでもない。
そう、原作の1シーンを再現するためだけにあればそれでいい。
その存在はロボットフィギュアで言えば付属する握り手のようなもの。その存在自体は微々たるものだが、それがあるだけで全体の表情が非常に大らかなものになる。
これは遊戯王におけるダイヤモンド・ドラゴンと同じだ。
ピンで登場した(しかも決闘にすら使われていない)カードでここまで味を出したカードがあっただろうか。私はこのカードこそ最強のピンカードである、と断言したい。
そういったこのカードの存在意義、価値観を考慮するならば、ウルトラレアであることは非常に当たり前の話である。 ノーマルカードのダイヤモンド・ドラゴンを引き裂いたところで、誰も原作のような衝撃を体感することはできないだろう。 苦労して当てた”レア”だからこそ、初めて原作の臨場感が出せるのである。
こんな、破り捨てるためだけに生まれたダイヤモンド・ドラゴン。手に入れたら一度は社長気分で破り捨てて欲しい一品だ。
まぁ単価が安いからこんなこと書けるんだけど。
邪道ルート
破り捨てる以外にこのカードを活用しよう!と昔考えたことがあった。
それはハイドロゲドンとオキシゲドンを活用した有機物デッキだ。CとOとHが揃っているのでほとんどの物質を作成することができる。
今回はそんなある意味外道なデッキを作成することにしよう。
このデッキを活用しながら化学をを勉強すれば確実に知識は増すはずだ!!(大嘘)
デッキサンプル:
モンスター |
魔法 | 罠 |
---|---|---|
上級 ウォーター・ドラゴン ダイヤモンド・ドラゴン×4 |
ボンディング−H2O×3 強奪 古のルール×3 光の護封剣 神秘の中華なべ 洗脳−ブレインコントロール×3 早すぎた埋葬 大嵐 貪欲な壺 |
リビングデッドの呼び声 激流葬 聖なるバリア−ミラーフォース− 破壊輪 |
下級 オキシゲドン×4 カイザー・シーホース ハイドロゲドン×8 D-HERO ダイヤモンドガイ×2 大木炭18 |
デッキに同じカードは3枚まで?そんなもの、ぜーんぜん気にしなーい。
だって化学のためですから!! 破壊輪でバクハツとか、いろいろなシュチュエーションを楽しめ。ちゃんと炭を入れてるのは私のこだわり。
ああ、なんかタブーを超えた快感が押し寄せてくるぜ。