G3-B1

漆黒の豹戦士パンサー・ウォリアー/地/獣戦士/2000:1600/4

このカードは、自分フィールド上に存在するモンスター1体をリリースしなければ攻撃宣言する事ができない。

パンサー

バトルシティでの活躍(というか登場回数)がすばらしく多い原作モンスター。OCGではGB3の攻略本上巻に収録された。その後、LEでもイラスト違いで登場している。
個人的には思い出深いカードだが、そのワリに活躍した記憶がないゾ!?

 

効果

このカードは、自分フィールド上に存在するモンスター1体をリリースしなければ攻撃宣言する事ができない。

さすがに原作のようにバニラの2000モンスターとして活躍できるはずもなく、しっかりと誓約が付いている。いくら攻撃するためとは言え、よほどのことがなければ横に並んでいるモンスターをコストにするのはギャンブル感が強い。さすがはギャンブラーのモンスターということだろうか。
とは言え、維持コストではないので場に存在しているだけなら全くの無害。攻撃力2000の壁として考えればなかなか優秀だ。少なくとも同時期に登場していた味方殺しの女騎士よりはデッキに投入しやすいはずである。
ただ、この時期のカードにとって
黒き森のウィッチでサーチできないことは致命的な欠陥で、第1期のダーク・エルフなんかと比べると残念臭がぷんぷんしてくる。心変わりで奪われても相手が使いにくい、というのが唯一の救いだろうか。

生け贄コストを補う方法だが、当時の感覚で言えば心変わりや強奪など相手から奪ったモンスター、スケープ・ゴートのトークン、スライム増殖炉で毎ターン発生するスライムトークンなどがある。
いくら第2期とはいえアタッカーがそう何回も攻撃する機会があるとも思えないので、実際にはピンポイントでモンスターの処理をしたり、隙を見つけて相手にダメージを与える程度でも十分だったのかも。スライムトークンまでいくとなんともS-D臭い。
現在では黄泉ガエルなどこのカードに適したコスト確保ルートも多く存在してはいるが、ジェネティック・ワーウルフの手前採用されることはまずないだろう。これがせめて闇属性だったら・・・いやそれでも採用はないか。
もしかするとひょんなことでリメイクカードが出るのかもしれないが、なんせ元の名前が”漆黒の豹戦士パンサー・ウォリアー”なんて長ったらしい名前なのでカード名の表記枠レベルで望みが薄そうである・・・。