G3-02

キラー・スネーク/水/爬虫類 /300:250/1
自分のスタンバイフェイズ時にこのカードが墓地に存在している場合、このカードを手札に戻す事ができる。

キラー・スネーク

デッキによく投入されるカード・・・・・・一般的には。しかし、私の基準にこのカードは存在しない。つまり、私自身はこのカードは必ずしも投入されるべきではない・・・と考えているのだ。

まずはこのデッキを見てほしい。

モンスター

魔法
上級 サンダー・ボルト
ブラック・ホール
ハーピィの羽根帚
心変わり
強欲な壺
光の護封剣
いたずら好きな双子悪魔×2
死者蘇生×2
大嵐×2
死者への手向け×2
天使の施し×2
強奪×2
苦渋の選択×3
マジック・ジャマー
聖なるバリア−ミラーフォース−
血の代償
死のデッキ破壊ウイルス
神の宣告×2
下級
岩石の巨兵
サイバーポッド
幻影の壁
ムカムカ
キャノン・ソルジャー×3
キラー・スネーク×3
黒き森のウィッチ×3
クリッター×3
聖なる魔術師×3
闇の仮面×2

このデッキは2000年アジアチャンピオンのもの。私から言わせればこれぞ遊戯王マンネリ化の始まりのようなデッキだが、これによって苦渋の選択、キラー・スネークの力が世に示されることとなった。このデッキはキラー・スネークを使いこなすことによって真価を発揮するのだ。

効果

そもそもこのカードには大きく2つの使用法がある。一つはなくならない壁という使用や転移の材料、もう一つは手札コストという使い道だ。

ここ出てくるのは
「壁にもならない壁よりほかのカードを入れたほうが得ではないか?」
「手札コストのないデッキでは無駄ではないか?」
といった2つの疑問である。

そこで私のキラースネークを壁として使われた場合の行動を検証してみた。

キラースネークは本来何の効果も持たない微弱モンスターである。(フィールドにおいて)
そのモンスターを出すよりは他のモンスターを出す方がアドがとりやすいはずである(フィールドの)
ということはスネークを出すということは手札にいいモンスターがいない→次も蛇の可能性あり→次のターンも蛇と見込んで攻撃。
というのが私の思考、行動パターンだ。相手のモンスターがわかっていることほど安心することは無い。
レベル系を進化させるにも安定できる。また、貫通も狙いやすい。

このように蛇を壁として使うことは危険な場合がある。だから私は蛇をあまり使わない。手札のモン切れを懸念するなら、それ相応のプレイングで補う方がよいかもしれない。


しかし、最近はそうも言っていられなくなった。それは”サウザンド・アイズ・サクリファイス+月読命+突然変異+キラー・スネーク”の流れである。
このコンボではキラー・スネークはただの壁ではなくあらゆる面で厄介なカードと化してしまう。私はこのコンボに対する重要な策のポイントこそこのキラー・スネークではないかと考え、研究中である。

さてさて、上で勝手なことを書いたが、私はこのことについて別に論争する気は毛頭ないし、考え方の一つであって決してキラー・スネークを否定しているわけではないということを勘違いしないでほしい。その証拠に私も使わないわけではないのだから。
いや、逆に使おうとするからこそ自分の考えをまとめておかなければ、と思っただけなのだ。