YU-02

疾風の暗黒騎士ガイア/闇/戦士/2300:2100/7
手札がこのカード1枚だけの場合、このカードを表側攻撃表示で生け贄なしで召喚できる。この召喚は通常召喚扱いとする。

咲かせた赤い吐息を杯に・・・

いつも拝見させていただいているとある方のブログでこのカードの解説をなさっていました。
そこで指摘なさっているこのカードの特徴を逆に推し進めていけば、もっとコイツが使いやすくなるのではないかということで、まことに勝手ながら参考にさせていただきつつ考察をしていきたいと思います。

 

比較

◇暗黒騎士ガイアとの違い

このカードは文字通り「暗黒騎士ガイア」のリメイク。主な特徴は効果が付属されていること・・・・・・、属性が「地」から「闇」に変化しているということ。小さいようで、この変化はデッキの作り方まで変わってくる大きな違いになります・・・?(いや、お前が聞くな)

◇サイバー・ドラゴンとの違い

最近の流行であるサイバー・ドラゴンも同じような効果を持っているため、一般的に比べるとすればこいつになるのですが、実は・・・この2枚はポジションが違うんです!!
具体的に言うと、サイバー・ドラゴンは「出したいときに出すプッシュ的な」効果であるのに対し、疾風は「ピンチのときに出すブロック的な」効果なんです。
なので、使うタイミングも違ってくるわけですね。
サイバー・ドラゴンと比べることができないのであれば、このカードが通常召喚であることも手札が1枚しかない状況を踏まえた上で問題ないように思います。
言うなれば、「どちらか」をチョイスするのではなく、「どちらも」チョイスするような感覚で。

そのプッシュ的なモンスターの攻撃力よりもブロック的なモンスターの攻撃力が200も高いというのはなんとも説得力がありますね。

条件を満たせない場合の処置

このカードは条件を満たせなかった場合手札にたまっていき、悲惨な目にあってしまいます。
しかし、逆に言えば手札を大量に消費するデッキとの相性が非常に良いということ。手札を大量消費するデッキには強力なカードを扱っている場合が多く、それらのデッキと引き合わせることでよりデッキレベルの「安定性」を引き出すことができるのではないかと考えています。

例えば、大量の手札を消費する儀式デッキ。それも上級の儀式モンスターを召喚するもの。
この場合手札に保存されているレベル7モンスターは星の数をカウントするのにも好都合であり、召喚で扱う以外にも有効活用することができます。

その他、手札の消費が大きいものとしては暗黒界デッキなどが挙げられます。
手札を捨てさせることが容易であることから、疾風が手札に2枚存在する悪しき状況も簡単に打破することができます。

最終的に

最終的な私の結論としては、疾風は自分が「重く安定性が無い。展開が遅い」と同時に、「重いデッキを軽くし、展開の速過ぎるデッキを補助することができる」ということになろうかと思います。 つーわけで、私は好きだ〜。

デッキサンプル:

モンスター

魔法
上級
終焉の王デミス
破滅の女神ルイン×2

疾風の暗黒騎士ガイア×3
サイバー・ドラゴン×2
おろかな埋葬×3
サイクロン
スケープ・ゴート
ライトニング・ボルテックス
遺言状
強奪
手札抹殺
早すぎた埋葬
大嵐
天使の施し
エンド・オブ・ザ・ワールド×3
抹殺の使徒
貪欲な壺×2
リビングデッドの呼び声
激流葬
聖なるバリア−ミラーフォース−
下級
ダブルコストン
魔導戦士 ブレイカー
異次元の女戦士
マンジュ・ゴッド×3
クリッター
聖なる魔術師×2
ダンディライオン
黄泉ガエル

 

モンスター

魔法
上級
疾風の暗黒騎士ガイア×2
暗黒界の軍神 シルバ×2
暗黒界の武神 ゴルド×2
サイクロン
スケープ・ゴート
ダークゾーン
テラ・フォーミング
ライトニング・ボルテックス
暗黒界に続く結界通路×2
暗黒界の雷×2
手札抹殺
生還の宝札×2
早すぎた埋葬
大嵐
天使の施し
抹殺の使徒
リビングデッドの呼び声
闇の取引×3
強制接収×2
激流葬
下級
暗黒界の狂王 ブロン×2
暗黒界の尖兵 ベージ×3
魔導戦士 ブレイカー
異次元の女戦士
クリッター
メタモルポット
聖なる魔術師
ダンディライオン