GREEN BABOON, DEFENDER OF THE FOREST/地/獣/2600:1800/7

When a Beast-Type monster you control is destroyed and sent to the Graveyard, you can pay 1000 Life Points to Special Summon this card from your hand or the Graveyard.

BABOON

言わずと知れた獣族最強モンスター。日本ではVジャンプの定期購読の特典カードとして登場したが、その優秀な能力から一気に大会運用レベルに食い込んだ。
当初は1枚3500円〜というセレブカードであったが、即制限にかけられた後も価格は高騰し、オークションでは8000円前後で取引されている。

なお、今回なぜか英語表記なのはこのカードに対する感謝の気持ちを表しているためである。つまり、全くの私事なので気にしないでもらいたい。

効果

◇自分フィールド上に存在する獣族モンスターが破壊され墓地へ送られた時、1000ライフポイントを払う事で手札または墓地からこのカードを特殊召喚する事ができる。

バブーンを一言で言ってしまえば、墓地で発動する強烈なリアニメイト。もちろん手札でも発動できるが、制限になった現在はおろかな埋葬で墓地に送っておくのがベタな戦術である。 暗黒のマンティコアと合わせ、生還の宝札でドローしていくのもお決まりのパターンだ。
百獣王ベヒーモスで獣モンスターをローテーションさせるのも再生機会を増やすためには有効な手段といえる。

もう一つ、このカードの特徴として当初から使われてきたのがスキルドレインとあわせたスキドレバブーンといわれるタイプのデッキである。
バブーンが墓地、手札で発動するからこその戦術であるが、これはデメリットを持っていた怒れる類人猿を生かす上でも役に立つ戦術であった。
このタイプのデッキによって初めて”暗黒の狂犬”なんていうただのバニラカードが取り上げられていたことに当時非常に驚いたものだ。

昨今ではバブーンを軸としたデッキだけでなく、獣族モンスターを多く採用している宝玉獣デッキなどでもその活躍が確認できるほか、暗黒のマンティコア、ヘル・ドラゴンなどのリアニメイトモンスターと組み合わせたダミーアンデットと呼ばれるデッキも著者のお気に入りである。
また、おジャマターボと組み合わせたデッキも効果的である。がんばればスフィンクス・アンドロジュネスデッキに入れることも・・・不可能ではないかもしれない。

デッキ構成

デッキサンプル:

モンスター

魔法
上級
神獣王バルバロス×2
百獣王ベヒーモス
森の番人グリーン・バブーン
暗黒のマンティコア×2
おろかな埋葬×2
サイクロン
スケープ・ゴート
光の護封剣
手札断殺
生還の宝札×3
洗脳−ブレインコントロール
早すぎた埋葬
大嵐
貪欲な壺
キャトルミューティレーション
スキルドレイン×3
リビングデッドの呼び声
激流葬
聖なるバリア−ミラーフォース−
下級
怒れる類人猿×2
ヘル・ドラゴン
暗黒の狂犬
巨大ネズミ×2
クリッター
素早いモモンガ×3
メタモルポット
不幸を告げる黒猫
ダンディライオン
D.D.クロウ