EOJ-JP051

デステニー・デストロイ
自分のデッキのカードを上から3枚墓地に送る。この効果で墓地に送った魔法、罠カード1枚につき、自分は1000ポイントダメージを受ける。

むしろカード飛んできてるやん・・・

使用場面

このカードで大事になるのは墓地に送る効果を如何に自分の利益に繋げるかということだろう。そのためにはまず、D-HERO関連とその他一般的な戦術とを切り離して考えることにしよう。

<D-HERO関連>

HEROを軸としてこのカードを使用すると仮定した場合、この3枚墓地に捨てる効果は現時点では「D−HERO ダイヤモンドガイ」の肥溜めとして使用する以外に無い。
しかも、D-HEROデッキが専用の魔法、罠を使用する以上自らへのダメージは避けられないところだろう。
この件に関してはこれからの展開に委ねたいところ。今ここで無理に使おうとすることは賢明ではないといえる。

<その他>

ここからは一般的な戦術について見ていこう。

・デッキ圧縮

まず考えることが出来るのがデッキ圧縮への利用。ただし、捨てるカードを選ぶことは出来ないので効率は悪い。効率よく圧縮したいならば、大王目玉などを使用し先に捨てるべきカードを選んでおくのもよいだろう。

・墓地にカードを貯める

墓地にカードを貯めることで利用できるカードは多い。デステニー・デストローではどんな種類のカードでも貯めることが出来ると考えれば、あらゆるカードに対応した万能カードととることも出来る。

<ダメージを回避するには>

このカードを使う上で無視できないのが魔法、罠を捨てた場合に生じるダメージ。これを何とか回避するにはどうすればよいだろうか。

・魔法、罠を使用しない

いわゆるMPT系のデッキ。モンスターを数多く墓地に送るデッキならばこのカードの存在意義も保つことが出来る。サイバー・ポッドが禁止になっている環境では加速装置として考えてもよいだろう。
ただし、だからこそデッキに入っている数少ない魔法、罠を墓地に送ってしまったときの精神的苦痛も大きいかもしれない。

・デス・ウォンバットを使用する

デス・ウォンバットを使用することで自分へのダメージを無くすことが出来る。一番手っ取り早い方法だろう。強いて言えばデス・ウォンバットがタイミングよく出しにくいところか。

デス・ウォンバット
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、コントローラーへのカードの効果によるダメージを0にする。

・除外と組み合わせる

除外と組み合わせることでダメージを防ぐ。ただし、モンスター以外のカードを除外しても有効な活用法は現段階ではない。これからに期待。

デッキ構成

以上のことを踏まえた上でこのカードのデッキを考えることにする。今回はデス・ウォンバットを利用したバーンと墓地にカードを貯める形のバーンを組み合わせたデッキを作成した。
自分に被害のある黒蛇病などの力強いバーンカードを使う一方で、それと同じキーカードを活用してカードを墓地に貯めるデステニー・デストロイから残骸爆破などへのバーン。この二重の流れに期待したい。
もちろん切り札要素はマジカル・エクスプロージョンである。

デッキサンプル:

モンスター 魔法
上級 サイクロン
スケープ・ゴート
レベル制限B地区
悪夢の鉄檻×2
王家の神殿
早すぎた埋葬
光の護封剣
黒蛇病×3
大嵐
天使の施し
波動キャノン×2
非常食×2
平和の使者×2
鳳凰神の羽根×2
名推理×3
グラヴィティ・バインド−超重力の網−×2
デステニー・デストロイ×3
マジカル・エクスプロージョン×2
リビングデッドの呼び声
残骸爆破×2
地獄の扉越し銃×2
下級
デス・ウォンバット×3
メタモルポット