ミスティック・ソードマンシリーズはレベル2が最強であるという先入観を持ったまま4,6には見向きもしなかった私。
このゲームで怖いのはそういった先入観ですばらしいカードの価値に気づかないこと。
これはいかん!
そんなわけで4のレビューが始まったわけです。
[単体で投入した場合]
2との互換性を確かめるべく2に代わり投入。・・・だめだ。
本来切り捨て効果に高い攻撃力は必要ではなく、どちらかと言えばいかにタイミングよく召喚できるかが鍵になります。
2の場合リクルーターや遺言状で召喚することが可能ですが、4は裏守備でしか召喚することができず、明らかにタイミングを逃してしまっています。
[おいおい、こいつはレベルモンだぜ!?]
レベル召喚すれば強力モンスターを一気に場に・・・いやまてよ、それは果てしなく難しいぞ!?
2の切捨て効果は戦闘で破壊したことにはならない(2のレビュー参照)のでもはや相手が羊トークンを出したときくらいしか機会がない、でも進化させても羊が後3匹残っているわけだから、切り捨て効果を発動できない可能性がある、とまぁ恵まれていないですね。
[攻撃力1900]
いっそのことアタッカーとして使うというのは?
アタッカーはアタックしたいときにアタックできないとそれはアタッカーではないわけで、これもタイミングの問題です。
ましてや1900なんて、それなら1800の効果付きか2000以上系の方が断然いいですね。
[ちょっと待てよ!]
さっきから不利益なことばかり言ってるぞ!
まあまあ、不利益なものをこのむS-Dという概念があるではないですか♪
[余談:白竜の聖騎士との比較]
白竜の聖騎士もまた同じ効果を持つもの。儀式召喚であることと、4の裏守備で出さなければならないこと、どちらがより扱いにくいのでしょうか。 白竜の聖騎士はゲームの流れを作ることができます。特殊召喚であるため、タイミングを逃すこともなく、切り捨てた段階で青眼の白龍召喚へと移行することができます。そのため、扱いにくいというよりは、逆に扱いやすい一枚であると認識しています。
やはり、通常デッキで4を生かすためには6をデッキに入れる必要性が出てくるようです。