SOI-JP021

電動刃虫/地/昆虫/2400:0/4
このカードが戦闘を行った場合、ダメージステップ終了時に相手プレイヤーはカードを1枚ドローする。

キリキリマイ

最近の昆虫は有能だと思うのですがこのカード、ナチュラルに攻撃力2400です。いいのかこれで?

 

効果

確かにこのモンスターの攻撃力は魅力的なのですが、ただ某立ちしているだけでは相手が特攻して来る可能性もある非常に不安定なカードです。同じスペックなら自爆してくれる「光神機−桜火」の方が使い勝手ははるかに良いですからね。
このカードを扱う上で大切なのは「損してもと取れ」精神。この効果をいかに自分の利益に繋がるようにデッキを構築するかが課題となります。

方法1<相手に送りつける>

強制転移などで相手に送りつけ、自分のモンスターを特攻させることでドローする方法。非常に一般的な方法ですが、今回の場合はコイツの攻撃力が高すぎるため、かなりのリスクを背負うことになります。スピリット・バリアでも張っていない限りなかなかしんどいですね。

方法2<ドローを利用する>

相手がドローしたカードのことはこの際置いておいて、相手がドローした事実を利用する。例としてはグリード、サイレント・マジシャン LV4、大暴落など。相手のライフが尽きるのが先か、自分が追い込まれるのが先か、ドッキドキです。

サイレント・マジシャン LV4
相手がカードをドローする度に、このカードに魔力カウンターを1個乗せる(最大5個まで)。このカードに乗っている魔力カウンター1個につき、このカードの攻撃力は500ポイントアップする。このカードに乗っている魔力カウンターが5個になった場合、次の自分ターンのスタンバイフェイズ時に表側表示のこのカードを墓地に送る事で「サイレント・マジシャン LV8」1体を手札またはデッキから特殊召喚する。

方法3<便乗する>

文字通り、相手がドローした事実に「便乗」で便乗。手札はこちらのほうが多くなるので、後は殴り合いか魔法の打ち合いか。とにかく手札が多いものがゲームを制す概念に基づけば使えそうな気がしますね。
と言っても便乗をダメージ・ステップで発動することはできないのでいろいろ制限はありますが。

便乗
相手がドローフェイズ以外でカードをドローした時に発動する事ができる。その後相手がドローフェイズ以外でカードをドローする度に、カードを2枚ドローする。

総合的な評価として

ゲーム界であまり見ないことでもわかるように次期アタッカーにはなり得なかったようです。昆虫族の新生アタッカーとしては期待してもよいかもしれません。コンボ性は高いので応用のし甲斐はあると思います。

デッキサンプル:

モンスター 魔法
上級
デビルドーザー×2
ミレニアム・スコーピオン
オオアリクイクイアリ×2
サイクロン
スケープ・ゴート
強制転移×2
強奪
光の護封剣
収縮
早すぎた埋葬
大嵐
地砕き
天使の施し
抹殺の使徒
貪欲な壺
グリード
リビングデッドの呼び声
激流葬
聖なるバリア−ミラーフォース−
大暴落
攪乱作戦
便乗
炸裂装甲×2
下級
電動刃虫×3
魔導戦士 ブレイカー
共鳴虫×2
代打バッター
サイレント・マジシャン LV4×2
クリッター
ゴキポン×2
スカラベの大群