遊戯王☆SELF-DISINTEGRATION

 


NTR-JPB01

マジシャンズ・クロス
自分フィールド上に表側攻撃表示の魔法使い族モンスターが2体以上存在する場合、その内1体を選択して発動する。選択した魔法使い族モンスターの攻撃力はターン終了時まで3000になる。選択しなかった魔法使い族モンスターはこのターン攻撃をする事ができない。

原作ではマジシャン師弟が合体攻撃をする際に使用されている。今回はマジシャンデッキをベースに原作の場面を再現できるように考慮しながら組んでみることにする。

※ちなみに細かいルールの話は触れないようにしてあります。


自分フィールド上に表側攻撃表示の魔法使い族モンスターが2体以上存在する場合、その内1体を選択して発動する。選択した魔法使い族モンスターの攻撃力はターン終了時まで3000になる。

さて、場のモンスター「2体以上」はどういった配置であればこの効果が生かせるのだろう。場のモンスターが2体いるときを例にして考えてみよう。

・上級が2体の場合

原作のような師弟攻撃だが、どうしても相手の場に攻撃力で勝てない場合を除いては発動するメリットはあまりない。攻撃力が2500+2000と3000の場合ではどちらがお得かは言うまでもないだろう。

・上級+下級の場合

上級と下級のどちらを選択するのかはあまり意味がないだろう。どちらで攻撃しても結局3000であることに変わりはなく、攻撃できるのが1体だけであることにも変わりはない。総合の攻撃力を比べても大体3000と変わらないだろう。

・下級+下級の場合

これは明らかに得であろう。下級2体の総合攻撃力も確実に3000を下回っているし、まさに下級しかいない危機を脱することが出来る。
使い捨てのリバースモンスターを再利用することも可能だ。《聖なる魔術師/Magician of Faith》で《人造人間−サイコ・ショッカー/Jinzo》を倒したいものである。
マジシャンデッキは総合的な攻撃力がどうしても下がってしまう傾向にあるので、この下級のみが2体いる場面は意外に目にする機会が多いだろう。


選択しなかった魔法使い族モンスターはこのターン攻撃をする事ができない。

上の話では場にモンスターが2体いることを条件に書かせてもらった。なにしろ選択しなかったモンスターは攻撃できないので3体いても1体しか攻撃できないのであれば割に合わない面も出てくるだろう。
使うタイミングに多少の考慮を含まなければならないバランスのとれたカードといえる。


デッキサンプル

モンスター 魔法
上級
混沌の黒魔術師
ブラック・マジシャン
ブラック・マジシャン・ガール

下級
熟練の黒魔術師
賢者ケイローン
霊滅術師 カイクウ
ブラッド・マジシャン−煉獄の魔術師−
同族感染ウィルス
魔導戦士 ブレイカー
キラー・トマト
クリッター
見習い魔術師×3
執念深き老魔術師×2
聖なる魔術師×2

いたずら好きな双子悪魔
サイクロン
スケープ・ゴート
ディメンション・マジック×2
マジシャンズ・クロス×2
光の護封剣
収縮
強奪
強欲な壺
早すぎた埋葬
大嵐
天使の施し
抹殺の使徒
リビングデッドの呼び声
激流葬
聖なるバリア−ミラーフォース−
破壊輪
和睦の使者×2

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