メテオ・ザ・マッチレス
2004年度世界大会の賞品。私がそんなカードを持っているわけがない。だからいろいろ肩身が狭いが、そこは御愛嬌で。
そういえばストラクチャーデッキ「アンデッドの脅威」で、このカードがパッケージに載っているというデマ画像があった。結局それは合成だったようだ。まぁこのカードは獣戦士族だし・・・な。
効果
◇このカードは特殊召喚できない。自分フィールド上の獣戦士族モンスター3体を生贄にして生贄召喚しなければならない。
◇このカードの直接攻撃によって相手のライフを0にした場合、このカードのコントローラーはマッチに勝利する。
ヴィクトリー・ドラゴンと同様のマッチ勝利効果。デッキを組む上でも戦法はおそらくなんら変わりないだろう。だが、それでは面白くない。やはり獣戦士族を意識したデッキを組んでみたいところだ。
◇獣戦士族
獣戦士族を調べてみると面白いことがわかる。この種族の下級モンスターは非常に優秀なアタッカーが多いが、有能なリバース(ここでは主に相手への妨害、防御を示す)があまり無い、いや無いと断言しても差し支えない 状態にあるのだ。
有能なアタッカー | リバース系 |
■ブラッド・ヴォルス ■イグザリオン・ユニバース ■賢者ケイローン ■激昂のミノタウルス ■漆黒の戦士 ワーウルフ など |
■名工 虎鉄 ■ネコ耳族 など役不足 |
ついでに上級も調べてみた。正直もっとエグイ。暗黒のマンティコアを除けばジャッカルの霊騎士やジャッカルの聖戦士といったS-Dで使うカードしかない。まぁ生贄を準備する上ではマンティコアがあれば問題ない気はするのだが。
これらの事実から判断すると、METEO THE MATCHLESSを獣戦士族デッキで扱うには多彩なアタッカーでダメージを与えつつマンティコアで生贄を確保するという構造が相応しいようだ。
デッキ構成
生贄確保用に上級にはアンティコア、下級にはノーマルモンスター循環機構を導入。おろかな埋葬が双方に役に立つのは嬉しい話だ。墓地にいったノーマルモンスターは黙する死者で復活できるようにしてある。また、下級にあるモモンガもデッキ圧縮やマンティコア復活用に非常に役に立つ。神の宣告を積んでいることもあり、ライフが気になることもカバーできる。
そして肝心のMETEO THE
MATCHLESSを手札に持ってくるためにタイムカプセルをチョイス。神の宣告が3枚積みされているため、効果の成功率はかなり高いといえる。
デッキサンプル:
モンスター |
魔法 | 罠 |
---|---|---|
上級 METEO THE MATCHLESS 暗黒のマンティコア×2 |
おろかな埋葬×2 サイクロン スケープ・ゴート タイムカプセル×2 ブラック・ホール 強奪 強欲な壺 光の護封剣 早すぎた埋葬 大嵐 地砕き 抹殺の使徒×2 黙する死者×2 |
リビングデッドの呼び声 激流葬 神の宣告×3 和睦の使者 |
下級 ブラッド・ヴォルス×3 忍犬ワンダードッグ×3 同族感染ウィルス 魔導戦士 ブレイカー 漆黒の戦士 ワーウルフ クリッター 素早いモモンガ×3 聖なる魔術師 |