テレパス
地球侵略開始から14ヶ月が経過してもエーリアンの勢いは衰えない。
というか、大丈夫か。方向性は間違っていないか。書くネタはいつまで持つのだろうか。侵略が長引くにつれ、いろいろ心配事も増えてきた。
効果
◇相手モンスターに乗っているAカウンターを1つ取り除く事で、フィールド上の魔法または罠カード1枚を破壊する。この効果は1ターンに1度しか使用できない。
◇Aカウンターが乗ったモンスターは、「エーリアン」と名のついたモンスターと戦闘する場合、Aカウンター1つにつき攻撃力と守備力が300ポイントダウンする。
今回のパックでは5枚程度のエーリアン関連カードが作成されたが、テレパスはその中で最もベタな効果を持ったエーリアン。
エーリアンの誇るAカウンターはいくつかの特徴を持っていて、一つはコントロールの軸となる効果、そしてもう一つがテレパスも含め、何種類かのエーリアンだけが持っている相手モンスターの戦闘能力を下げるための効果だ。
後者は詰まるところ、戦闘を介することで発揮できる効果。なので、当然相手の魔法、罠が障害となるわけだ。そこで登場するのがこのエーリアン・テレパスである。
戦闘を成功させるために、その戦闘のテーマとなるAカウンターを消費するのはどこか本末転倒な気がしないでもないが、エーリアン全体で見ればこのカードの存在するメリットは大きいといえるだろう。
同じ魔法、罠破壊にエーリアン1体をコストとする大気圏外射撃が存在しているが、比べてみるとその使い勝手は一目瞭然だ。
魔法、罠を破壊できるので、同族のエーリアン・ベーダーと相性は良いが・・・わざわざこのコンボを使う必要があるのかどうかは正直微妙である。
ところで、エーリアン関連カードとして”「A」細胞培養装置”というカードが登場している。
「A」細胞培養装置(永続)
フィールド上からAカウンターが取り除かれる度に、このカードにAカウンターを1つ置く。
このカードが破壊された時、このカードに乗っている全てのAカウンターを、フィールド上に表側表示で存在するモンスターに置く。
エーリアン・テレパスもこのカードにしっかり対応しており、取り除いたAカウンターは「A」細胞培養装置に移植できる。相手の魔法、罠を破壊し尽くしたら、テレパスで「A」細胞培養装置し、再びAカウンターをばら撒くのも面白い戦術だ。
デッキ構成
相手モンスターのコントロールを奪う+魔法罠破壊から導かれた答えは・・・火之迦具土によるハンデス!!(あえて場のカードは弄らない方向で)
デッキサンプル:
モンスター | 魔法 | 罠 |
---|---|---|
上級 火之迦具土×2 宇宙獣ガンギル エーリアン・マザー×2 |
「A」細胞散布爆弾×3 「A」細胞増殖装置×2 「A」細胞培養装置 サイクロン 強奪 光の護封剣 神秘の中華なべ 洗脳−ブレインコントロール×2 早すぎた埋葬 大嵐 貪欲な壺 |
デストラクト・サークル−A リビングデッドの呼び声 激流葬 集団催眠×2 細胞爆破ウイルス 聖なるバリア−ミラーフォース− |
下級 エーリアン・ウォリアー×3 エーリアン・テレパス×2 エーリアン・ヒュプノ クリッター 召喚僧サモンプリースト エーリアン・ベーダー エーリアン・グレイ×3 エーリアン・サイコ |