YDB1-JP003

デス・モスキート/闇/昆虫/500:500/3

このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、このカードにカウンターを2つ置く。この効果によってカードに乗ったカウンター1つにつき、このカードの攻撃力は500ポイントアップする。このカードが戦闘によって破壊される場合、代わりにこのカードのカウンターを1つ取り除く。

はっきり言おう。

私は蚊が大嫌いだ。

いや、好きな人がいたらその方が不思議だが(どんだけMやねん、とツッコミたい)。蚊の中でも特に白と黒の縞模様をした”やぶ蚊”がもっとも苦手で、ヤツを見ただけで鳥肌が立つ、その部屋にいられない、などの拒否反応がでてしまう。
ヤツにはガキんちょの頃から嫌な思い出がたくさんあるのだ〜ぞ〜ぅ〜。

特に印象深かったのは小学校5年生、運動会の予行練習のとき。
まだまだ汚れをしらない”ぴゅあ”な子供だった私はラジオ体操第1を熱心に踊っていた。
するとヤツは私のふくらはぎにいつの間にやらとまって・・・

って誰か止めい!!

前振りがクソ長くなってしまったが、とりあえず嫌いってことは伝わったと思う。

効蚊

このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、このカードにカウンターを2つ置く。この効果によってカードに乗ったカウンター1つにつき、このカードの攻撃力は500ポイントアップする。

初期攻撃力は500しかないのだが、カウンターによってデフォルトでは攻守ともに1500の数値を誇る。レベル3にしてはなかなか安定した数値だ。
召喚した場合だけでなく、特殊召喚時にもちゃんとカウンターが乗るので、戦艦系のような、召喚以外役に立たない〜なんて自体は避けることができる。

このカードが戦闘によって破壊される場合、代わりにこのカードのカウンターを1つ取り除く。

蚊のくせに潰しただけでは死んでくれない。まったく気色悪い話である。戦闘で2回耐えることが可能だが、そのたびに攻撃力が1500→1000→500とダウンしていく。さすがに1000ぐらいになると戦力としてカウントするのは厳しいものがあるので、生贄確保用か壁用ってところだろうか。 さっさと死のデッキ破壊ウイルスの媒体にしてしまうのも悪くない。

実際のところどうなの蚊?

さて、どうしたものだろうか。
実質問題で考えると、戦闘で破壊されないモンスターが多い中効果も中途半端であるし、攻撃力も純粋に戦闘で破壊されない効果を持ったジェルエンデュオより低い。いまいち単体でこのカードを使うメリットを感じられないのが現状だ。
このタイプのカードを生かしたいなら、何かの互換として加えるのではなく、同系のカードを積みたい場合に使用するのがベスト。
昆虫族であることから専用リクルーター共鳴虫+キラートマトという2大リクルーターを投入したデッキや、魂を削る死霊、マシュマロンなど、戦闘で破壊されない系のカードを積みたい場合など、極端なデッキ構成を行う場合に活用の機会が訪れるだろう。