PTDN-JP070

闇霊術−「欲」 (通常)

自分フィールド上に存在する闇属性モンスター1体を生け贄に捧げて発動する。相手は手札から魔法カード1枚を見せる事でこの効果を無効にする事ができる。見せなかった場合、自分はデッキからカードを2枚ドローする。

霊術はこれまで炎、水、地、風の4枚が登場しており、今回の欲で5枚目となる。
霊術の特徴はイラストに霊使いが描かれていることだったが、欲には霊使いが存在しないためその陣形が描かれている(プリーステス・オームぐらいが適任ではないかと思うが)。
その効果からか、イラストの端にひっそりと描かれている強欲な壺がいいアクセントになっている。

 

効果

自分フィールド上に存在する闇属性モンスター1体を生け贄に捧げて発動する。

霊術の特徴である、属性モンスターの生け贄。今回は闇なので闇属性のモンスターが対象だ。 闇属性モンスターは数が多いので、いろんなデッキに突っ込みやすい。効果を使用済みのD-HERO ディスクガイや死霊操りしパペットマスター、ミュータント・ハイブレイン。異次元から帰還した異次元からの偵察機などなど。 戦闘で破壊されてダメージを負うくらいなら生け贄コストにしてしまったほうがお得、というケースも結構多い。

相手は手札から魔法カード1枚を見せる事でこの効果を無効にする事ができる。
見せなかった場合、自分はデッキからカードを2枚ドローする。

効果は2枚ドロー。実質的に2枚使用しているので2:2交換だが、やっぱりドロー効果は強力だ。だが、このカードには相手への配慮がなされており、相手が魔法カードを見せるだけで自分のアド損になってしまう。
相手の手の内を1枚知ることができるといっても、そのために2枚消費するのはかなり痛い。

だが、それだけでこのカードが使えないと判断してしまうのは早すぎる。 カードは何でもタイミングが大事だ。サイクロンだって相手の場にカードが無ければ発動する意味ない。それと同じことで、相手の手札が無いときにのみ発動するように心がければとりあえず自分が損することはない。
また、相手の手札が存在してもデッキサーチの経歴などを逆手に取れば相手の手札を推測することは不可能ではない。

首領・ザルーグや暗黒界の軍神 シルバなどを組みこんだハンデスデッキと組み合わせるのもよさそうだ。