FOTB-JP020

ハーピィ・クィーン/風/鳥獣/1900:1200/4

このカードを手札から墓地に捨てる。デッキから「ハーピィの狩場」1枚を手札に加える。このカードのカード名は、フィールド上または墓地に存在する限り「ハーピィ・レディ」として扱う。

サイクリング

”サイクリング”はマジック・ザ・ギャザリングに存在する概念で、手札にあるときのみ使える能力。
手札から捨てることで効果を発動(カードをドロー)できる力だ。必要が無くなれば別のカードにチェンジすればよいので手札で腐ることが無いのがセールスポイントである。そして、この能力がついに遊戯王にも登場した!!

 

効果

このカードを手札から墓地に捨てる。デッキから「ハーピィの狩場」1枚を手札に加える。

遊戯王でのサイクリングはフィールドカードをサーチすることができる。 サーチフィールドはハーピィの狩場に限定されているが、ハーピィデッキ以外に狩場やクィーンを投入することはあまりないので気にすることは無い。 地域密着型のテラ・フォーミング上位互換カードと言えるだろう。

サイクリングモンスターの攻撃力は何段階かに分かれていて、クィーンの攻撃力は1900と中堅レベルだ。 だが、サーチするフィールドによって強化できる値を考慮すれば、実質的な攻撃力の高さは保障されている。

このカードのカード名は、フィールド上または墓地に存在する限り「ハーピィ・レディ」として扱う。

ハーピィ・クィーンは実は原作に登場したカード。 結局なんやねん、ということで長く謎のカードとなっていたが、ようやくOCG化に至った。そこで気になるのはやはり”クィーン”はいったいどういう位置づけになるのかということだ。
これまでレディは多くのカードが作成されているが、それらはすべて”ハーピィ・レディ”として扱われてしまう。そのためデッキに合計で3枚しか入れることができなかった。
クィーンも同じ裁定をされるとハーピィデッキ自体が死んでしまうことになるし、逆にハーピィとの関連性がなくなってしまえばハーピィデッキに採用する価値がなくなってしまう。
それらの問題を解決したのがこの効果だ。これで場にレディを並べ、これまで以上に
ハーピィズペットを強化できる。

また、これまでアタッカーという名目で使用されていたものの、そのおかげで効果もちレディのスペースを奪っていたSBと入れ替えることによってデッキにバリエーションを持てるようになったのも嬉しい。

デッキ構成

デッキサンプル:

モンスター 魔法
上級
風帝ライザー×2
ハーピィズペット竜
ハーピィ・レディ三姉妹×2
サイクロン
スケープ・ゴート
ハーピィの狩場×3
ライトニング・ボルテックス
光の護封剣
早すぎた埋葬
大嵐
天使の施し
封印の黄金櫃
万華鏡−華麗なる分身−×2
貪欲な壺
ゴッドバードアタック×2
ヒステリック・パーティ
リビングデッドの呼び声
強制脱出装置×2
激流葬
聖なるバリア−ミラーフォース−
下級
ハーピィ・クィーン×3
バード・フェイス
魔導戦士 ブレイカー
ドラゴンフライ×2
ハーピィ・レディ1×2
ハーピィ・レディ2
ハーピィズペット仔竜
烈風の結界像
クリッター