GLAS-JP017
初期型剣闘獣モンスターの1枚。GLASではウルトラレアとして収録されている。それだけにかなりかっこいいビジュアルを誇っており、休息する剣闘獣などの魔法カードでもイラストが採用されている。
ただし、いくつかステップを踏んできた剣闘獣デッキでは真っ先に消えていったモンスターでもある・・・。
効果
◇「剣闘獣ディカエリィ」以外の効果によって、このカードを特殊召喚する事はできない。
使われにくい大きな特徴は、なんといってもこの召喚制限だろう。デッキから交換で特殊召喚される剣闘獣だが、アレクサンデルを特殊召喚できるのは剣闘獣ディカエリィのみ。ディカエリィは後々剣闘獣ダリウス
や剣闘獣エクイテ、剣闘獣サムニテによってスペースを奪われることになるため、アレクサンデルが消えるのは自然な流れといえた。
せめて手札からの特殊召喚やTEST
TIGER、ダリウスのリアニメイトに対応していたならば、このカードの運命ももうちょっと変わっていたはずなのだが。
剣闘獣ディカエリィ/地/獣/1600:1200/4
このカードが「剣闘獣」と名のついたモンスターの効果によって特殊召喚に成功した場合、このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃をする事ができる。
このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時にこのカードをデッキに戻す事で、デッキから「剣闘獣ディカエリィ」以外の「剣闘獣」と名のついたモンスター1体を自分フィールド上に特殊召喚する。
ディカエリィを含め、アレクサンデルを軸に扱う場合は獣族を中心に組んでいくことになる。獣族サポート罠の幻獣の角やビーストライザー、獣族の破壊を防ぐ神聖なる森がオススメ。エンドフェイズに破壊される野生解放も有意義に利用できる。
◇特殊召喚されたこのカードは自分フィールド上に表側表示で存在する限り、魔法の効果を受けない。
メリットでもあり、アレクサンデル最大の欠点でもある。魔法効果を受けないということは、魔法カードによるフォローを行えないということだ。よって上に記述した獣族サポートも、魔法カードに関しては通常召喚した場合のみの限定手法となる。
今でこそ罠カードによる剣闘獣フォローは行いやすくなったが、初期の装備魔法を中心とした剣闘獣デッキでは相性が悪いことこの上なく、それも嫌煙される原因となったことは否めない。
オネストに対応しているため、同光属性ののユニコーンシリーズや魔轟神獣シリーズと組み合わせていくのが第6期以降の構築におけるセオリーになる。
◇このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時にこのカードをデッキに戻す事で、デッキから「剣闘獣アレクサンデル」以外の「剣闘獣」と名のついたモンスター1体を自分フィールド上に特殊召喚する。
一応交換機能はついているものの、わざわざ上級モンスターのアレクサンデルから他のモンスターに結びつける理由はない。
デッキ構成
S-Dデッキサンプル:コロッセオ
デッキサンプル:
モンスター |
魔法 | 罠 |
---|---|---|
上級 剣闘獣アレクサンデル×3 |
サイクロン 剣闘訓練所 剣闘獣の底力 収縮×3 神聖なる森×2 大嵐 野性解放 貪欲な壺 |
サンダー・ブレイク×2 剣闘獣の戦車×3 幻獣の角×3 聖なるバリア−ミラーフォース− |
下級 E・HERO プリズマー×2 剣闘獣ダリウス 剣闘獣エクイテ 剣闘獣ディカエリィ×3 剣闘獣サムニテ 剣闘獣ベストロウリィ オネスト×2 魔轟神獣ケルベラル×2 スレイブタイガー×3 レスキューキャット |