PTDN-JP050

マジック・クロニクル(永続)

手札を全て墓地に送って発動する。デッキから魔法または罠カードを5枚選択し、ゲームから除外する。相手が魔法カードを発動する度に、このカードにクロニクルカウンターを1つ置く。このカードのクロニクルカウンターを2つ取り除く事で、このカードの効果でゲームから除外したカードの中から1枚を相手が選択し、自分の手札に加える。このカードがフィールド上から離れた時、このカードの効果でゲームから除外されているカード1枚につき、自分は500ポイントダメージを受ける。

掛け軸

ユベルが劇中で使用していた永続魔法カード。
これと同じタイプのカードをかつてマジック・ザ・ギャザリングで使っていたことがあったが、遊戯王はデメリット満載のS-D仕様でお届けとなった。

 

効果

手札を全て墓地に送って発動する。

この時点でなんちゃダメな気がする。墓地に送る動作なので別に暗黒界が発動するわけでもないし。

デッキから魔法または罠カードを5枚選択し、ゲームから除外する。
相手が魔法カードを発動する度に、このカードにクロニクルカウンターを1つ置く。
このカードのクロニクルカウンターを2つ取り除く事で、このカードの効果でゲームから除外したカードの中から1枚を相手が選択し、自分の手札に加える。

このカードの基本動作。カードをあらかじめ除外し、相手が魔法カードを2枚発動すると除外された中の1枚を手札に加えることができる。
相手が2枚魔法カードを発動した状況というのは、おそらく手札が0の状況では致命的なダメージを受けているのだろうということは想像に難くない。 しかも相手チョイスである。ある程度的を絞って5枚を選んでいるのならまだしも、まったく機能の異なる5枚を選んでしまうと・・・泣けるで。

このカードがフィールド上から離れた時、このカードの効果でゲームから除外されているカード1枚につき、自分は500ポイントダメージを受ける。

んで、トドメの一撃。最大で2500ダメージのおまけ付き。これはお買い得だ。

んで・・・

さぁ、このカードのくそったれ度がわかったところで、活用するための手段を考えてみよう。 このカードで大切なのは、”勢い”である。
ライフを惜しまず、手札を気にせず、目の前にいつか来るだろうチャンスを掴むために発動するのだ。
そんなイカしたこのカードと組み合わせるカードもまたイカしたカードでなければならない。そこで私が今回チョイスしたのが
破滅へのクイック・ドローである。 手札を0にすることでドロー条件を満たし、相手のデッキ回転を加速させることでクロニクルカウンターの出現率を増加させる戦法だ。
おかげでライフがムチャクチャなことになってしまうが、たまにはこんな危ないデッキで遊んでみるのも悪くはないだろう。

というわけで、今回のサンプルはマジック・クロニクル+破滅へのクイック・ドローのとっても危険な香りがするデッキ。魔法サーチの醍醐味&墓地送りの構成+ライフ消費に非常にマッチしたまさかの”結束 UNITY””友情 YU−JYO”の投入に注目してもらいたい。

デッキサンプル:

モンスター

魔法
上級
氷帝メビウス×2
風帝ライザー×2
疾風の暗黒騎士ガイア×2
サイクロン
スケープ・ゴート
マジック・クロニクル×2
ライトニング・ボルテックス
結束 UNITY×2
光の護封剣
死者転生
大嵐
非常食
友情 YU−JYO×3
貪欲な壺
リビングデッドの呼び声
激流葬
神の恵み
レインボー・ライフ×2
聖なるバリア−ミラーフォース−
破滅へのクイック・ドロー×2
下級
ブレイドナイト×2
スナイプストーカー
クリッター
素早いモモンガ×3
マジック・ストライカー×2
マシュマロン
聖なる魔術師