AZTEKIPEDE, THE WORM WARRIOR
PTDNに収録された昆虫モンスター。元々はレアだったので、ノーマルへの降格もまぁ、妥当だろう。
それにしても”ジャイアントワーム”とはまたそっけなく訳されたものだ。ワームとついているが、昨今のワームシリーズとは関係ない。
効果
◇このカードは通常召喚できない。
◇自分の墓地に存在する昆虫族モンスター１体をゲームから除外した場合のみ特殊召喚する事ができる。
◇このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、相手のデッキの上からカードを１枚墓地へ送る。
あれ、どこかで見たことがある効果だと思ったら、デビルドーザーと全く同じだ。サイズが小さくなった分コストが半減している。デビルドーザーと同コストで2体召喚した場合、総合撃力は3800、デッキ破壊枚数は2枚なので手札に複数あればプッシュ力は上か。
デビルドーザー自体はデミドーザーのような一撃必殺系のデッキで使用された経緯があるが、ジャイアントワームを一撃必殺のパーツとしてカウントするのはちょっと無理があるかも。そういったデッキで重要なのは総合評価ではなく、あくまで1枚あたりのパワーだからだ。
それに、このサイズのモンスターで通常召喚できないのは結構キツイ。
この能力のまま通常召喚が可能であったならば、昆虫アタッカーに革命を起こせたのだが・・・電動刃虫といい地雷蜘蛛といい、効果付き昆虫アタッカーは難儀である。
そんなジャイアントワームを生かすに当たり、現在ではやはりシンクロ召喚を視野に入れて考えるべきだろう。レベル4特殊召喚モンスターは確かにシンクロの素材としては優秀な部類に入る。狙うなら同じくデッキ破壊要素を持ったＣ・ドラゴンなんかが面白そうだ。
