SD15-JP002

邪神機−獄炎/光/アンデット/2400:1400/6

このカードはリリースなしで召喚する事ができる。この方法で召喚したこのカードは、エンドフェイズ時にフィールド上にこのカード以外のアンデット族モンスターが存在しない場合、墓地へ送られる。この効果によって墓地へ送られた時、自分はこのカードの攻撃力分のダメージを受ける。

ダークネスギア

既存のカードがアンデットリにメイクされたシリーズの1枚。元ネタは光神機−桜火で、 美しい桜色の外見が地獄の番犬のようなおぞましいシルエットに変化してしまっている。

 

効果

このカードはリリースなしで召喚する事ができる。この方法で召喚したこのカードは、エンドフェイズ時にフィールド上にこのカード以外のアンデット族モンスターが存在しない場合、墓地へ送られる。
この効果によって墓地へ送られた時、自分はこのカードの攻撃力分のダメージを受ける。

光神機−桜火は生け贄無しで召喚できる代わりに、エンドフェイズに墓地に送られるという超速攻ボールライトニング型のアタッカーモンスターだ(ボールライトニングと言われてもわからない人はピンとこないと思うが、一言で言えば生きた火力ってこと)。
邪神機−獄炎も基本的には同じ流れなのだが、エンドフェイズ時に他のアンデットが存在しているならば消滅しなくて済む。・・・というか消滅してしまうと文字通り自分への生きた火力になってしまうのだ。
なので、プレイヤーは是が非でも他のアンデットを準備するor他のカードで消滅より先に邪神機−獄炎を処理してしまう必要がある。

最初から場にゾンビ・マスターやリクルーターがいるのであれば何かあっても圧倒的な展開力をもってアンデットモンスターをカバーできるのだが、問題は何らかの事情で邪神機−獄炎しか存在していないケースだ。その場合は場のモンスターの効果に頼らない形でアンデットモンスターを準備する必要がある。
墓地で発動する
馬頭鬼や生者の書−禁断の呪術−によるリアニメイトや死霊ゾーマが召喚権無しでもアンデットモンスターを準備できてグー。
準備できなければ神秘の中華なべや月の書で回避させると良い。過去のストラクチャーデッキの構成から、エクトプラズマーとの組み合わせも十分にありだろう。

カードとしての邪神機−獄炎

邪神機−獄炎もまたアンデット全体のパワーを底上げするモンスターとしての活躍が期待される。
ただ、生け贄が簡単に準備できるアンデットデッキでリスクを負ってまで生け贄なしで召喚する必要があるのかと聞かれれば、甚だ疑問だ。
墓地からのリアニメイトを考えるにしても何かしらのアドバンテージを得れるカードのほうが好ましい。同枠の龍骨鬼、死王リッチーロードに比べるとちょっとパンチ力が弱い気もする。

序盤の展開から一気に勝負をつけたい場合や、激しい消費で他のカードが機能しなくなった場合の打開策など、活躍ポイントが限定される中でどこまで踏ん張れるだろうか。