だるく
なぜなにどうして今更登場した5人目の霊使い。隣にいるのは、なんと懐かしいD・ナポレオンではないか!
闇霊術が先に登場していたこともあり、このカードの登場はある意味必然であったといえる。だが登場させるのであればダークをテーマに扱ったPTDNのほうがどう考えても適任なはずで、今更感は拭えないんだよなぁ。
イラストレーターは初期霊使いを書いた人と同じようだ。それにしてもこの絵にはどこか別のところで見覚えが・・・これはデジャヴか?
ちなみに性別は今のところ不明。
効果
◇リバース:このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、相手フィールド上の闇属性モンスター1体のコントロールを得る。
効果は初期霊使いが使っていたものの闇バージョン。初期のスペックが低く生き残りにくいということと、リバース効果であるためにタイミングを合わせにくいという2つの欠点も健在である。
和睦の使者やシールド・ウォーリアーを駆使し、戦闘で破壊されないように工夫する必要がある。とは言え、長く存命させることは難しいので、生け贄確保用カードの枠から脱することは難しいだろう。
霊使いの強さはその属性が大きく影響している。幅広くシェアを確保している属性なら小細工をしなくても相手プレイヤーのモンスターを奪うことができるが、あまり使われない属性なら確実に奪うことは難しい。
そういった点では闇霊使いダルクは現存の霊使いの中でもっとも強力な霊使いといえるだろう。闇属性は遊戯王というカードゲームにとって一番需要の高い属性であることは疑いようがないし、他属性デッキでも何らかの形で闇にタッチしていることも珍しくない。ダーク・シムルグはその典型的な例だ。
一方で幅広く使われるということはそれだけ強力なモンスターが充実しているということであり、そのこともまた霊使いの強さを示すパラメータでもある。ダーク・アームド・ドラゴンや混沌の黒魔術師、冥府の使者ゴーズを奪えたときはヒャッホウ!と叫ぶといい。もうそれを通り越して、アヘアヘと叫ぶといい。ウケケケ。
計画的に強力なモンスターのコントロールを得たいのであれば、ヴィシャス・クローで出現するトークンやトーチ・ゴーレムと絡めて使うと良いだろう。
霊使いとしては憑依装着やリアルフェイス?シリーズがまだ登場しておらず、完全な専用デッキを組むためにはこれからの展開に期待したい。
デッキ構成
デッキサンプル:
モンスター |
魔法 | 罠 |
---|---|---|
上級 トーチ・ゴーレム 混沌の黒魔術師 ダーク・アームド・ドラゴン×2 邪帝ガイウス×2 |
サイクロン ディメンション・マジック×2 ヴィシャス・クロー×2 月の書×2 光の護封剣 死者蘇生 早すぎた埋葬 大嵐 抹殺の使徒 貪欲な壺 |
闇霊術−「欲」×2 激流葬 聖なるバリア−ミラーフォース− 和睦の使者×2 |
下級 プリーステス・オーム ダーク・アサシン 終末の騎士×2 ダーク・リゾネーター クリッター シールド・ウォーリアー マジカルフィシアリスト ネクロ・ガードナー×2 闇霊使いダルク×3 見習い魔術師×2 |