同族2nd

ちょっと古いプレイヤーなら、禁止カードになった同族感染ウィルスを思い出さずにはいられない。元ネタよりも攻撃力は100アップしたが、イラストから来る怖さは半減した。よく言えばウィルスらしくなってる んだけど・・・。

　

効果

◇１ターンに１度、手札のモンスター１体をゲームから除外して発動する事ができる。
◇この効果を発動するためにゲームから除外したモンスターと同じ種族の、フィールド上に表側表示で存在するモンスターを全て破壊する。

フィールドの種族を基準として同族を抹殺するスタイルから、手札コストを基準として同族を抹殺するスタイルに変更。コストの支払い方も墓地に捨てるのではなく、除外に(手軽に除外できるのでこれはこれでアリ)。また、発動可能回数も1ターンに1度になり、昔のような無双はできない。

以前のように全てのデッキに入るのではなく、デッキを選ぶ構造になっているのが最大の変更点だと思う。例えば、六武衆のようにデッキに含まれる種族が限定されてしまうデッキでは破壊できるカードも限定されてしまうため、ミラーマッチならばともかく、多くの場合で使いどころがないままに終わってしまう。
反対に、剣闘獣やトゥーンのように多種族にわたって構成されるデッキでは、普段統一感を出せないというデメリットを上手く活かすことができるようになっている。
この法則に基づけば雷族としては役立つ場面がないように見えるが、多種族で構成されるジェムナイトではジェムナイト・プリズムオーラの素材としてバッチリ種族を活用できる。