最強機皇神

昨年のＳｉｎ　トゥルース・ドラゴンのような、シリーズ最強モンスター系のカード。いやいや、このタイミング(Vジャン12月号)ならオシリスが来るだろ、普通・・・と落胆したが、それはおいておいて。

　

効果

◇このカードは通常召喚できない。
◇手札から「機皇」と名のついたモンスター３体を墓地へ送った場合のみ特殊召喚する事ができる。

召喚するためには手札に機皇と名のつくカードが4枚存在していなくてはならない、というかなり面倒な仕様。対応カードはこれまで登場していたワイゼル、グランエル、スキエルとマシニクルの4種類。
専用フィールドの機皇城を使って機皇をサーチするなどのフォローが必要不可欠である。後はサーチしやすいグランエルをどこまで使いこなせるか、といったところだろうか。

機皇城(フィールド)
自分フィールド上に表側表示で存在する「機皇帝」と名のついたモンスターは、シンクロモンスターの効果の対象にならない。
フィールド上に存在するこのカードが破壊され墓地へ送られた時、自分のデッキから「機皇帝」と名のついたモンスター１体を手札に加える事ができる。

◇１ターンに１度、相手のシンクロモンスター１体を装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。
◇このカードの攻撃力は、この効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。

元々の攻撃力が4000と、機皇の中ではかなり高めの攻撃力を誇っており、装備後の攻撃力もすさまじいものに。ただ、最近のこういったシンボルモンスターに言えることだが、攻撃力ばかりインフレ化が進んで、それを上手く生かすための何かがあるわけでもないし、ありがたみ自体がかなり薄れている気がする。悪く言えば作りが”雑”なんだよね・・・。
機械族ならではのリミッター解除の一撃必殺ギミックもあるし、オネストにも対応している。でもね・・・。

◇また、自分のスタンバイフェイズ時に１度だけ、このカードの効果で装備したモンスター１体を墓地へ送る事で、そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
◇この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行う事ができない。

マシニクル自体の特性は装備シンクロモンスターをダメージに変換できるということ。ただし、能力発動はスタンバイフェイズに限定されており、吸収後、次のターンまで待つ必要がある。
しかも能力を使うとバトルフェイズそのものがスキップされてしまうため、効果を使ったほうが有利なのか、それとも攻撃を狙ったほうが有利なのか、しっかりと見極めよう。

デッキ構成

デッキサンプル：

モンスター	魔法	罠
上級 機皇神マシニクル∞×3 サイバー・ドラゴン×2	オーバーロード・フュージョン サイクロン リミッター解除 ハリケーン ブラック・ホール 機皇城×3 強制転移×2 死者蘇生 手札断殺×2 封印の黄金櫃 貪欲な壺	くず鉄のかかし×2 激流葬 聖なるバリア−ミラーフォース− 大番狂わせ
下級 機皇帝ワイゼル∞×3 機皇帝スキエル∞×3 コアキメイル・パワーハンド×3 スクラップ・ゴブリン×3 機皇帝グランエル∞×3