遊戯王☆SELF-DISINTEGRATION

 


マジシャンデッキ存在の最大理由とは?

マジシャンスタンが存在しうる理由とは?
まず、上級の《混沌の黒魔術師/Dark Magician of Chaos》の存在。そして専用魔法《ディメンション・マジック》、専用リクルーター《見習い魔術師/Apprentice Magician》。
これらをうまく使いまわすことでかなりの展開力を見せることができます。つまりこれらがマジシャンデッキの軸を固めているというわけです。
要はこの3枚をスタンで投入することを考えればよいのですが、実際のスタンでも《魔導戦士 ブレイカー/Breaker The Magical Warrior》や《聖なる魔術師/Magician of Faith》といったカードが使われるのでスタンを大きく弄らなくとも構成することができます。

「スタンの型を崩さずにスタンとして機能できる別物を作る」といった点で非常に作りやすいということが最大のメリットではないでしょうか。ただ、どうしても下級の攻撃力が下がるので私自身はとても使いづらいデッキなのですが・・・。


混沌の黒魔術師
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、自分の墓地から魔法カード1枚を選択して手札に加える事ができる。このカードが戦闘によって破壊したモンスターは墓地へは行かずゲームから除外される。このカードがフィールド上から離れた場合、ゲームから除外される。

このモンスターには《光と闇の洗礼/Dedication Throught Light and Darkness》という専用魔法がありますが、ここでは《ブラック・マジシャン/Dark Magician》は使わないので触れないことにします。

このモンスターは生贄が2体必要なモンスターですがそれは気にすることではありません。なぜならこのモンスターは墓地から魔法を手札に加えることができるため、アド損にはならないからです。

更に生贄モンスター確保においても《見習い魔術師/Apprentice Magician》が大きな役割をはたしてくれるので確保しやすいのです。
ただし、《ディメンション・マジック》で特殊召喚しても召喚後のモンスター破壊という効果の影響で墓地から魔法カードを回収できないので注意が必要です。

 

ディメンション・マジック
自分のフィールド上に魔法使い族モンスターが表側表示で存在する場合に発動する事ができる。自分のフィールド上のモンスター1体を生け贄に捧げ、手札から魔法使い族モンスター1体を特殊召喚する。その後、フィールド上のモンスター1体を破壊する事ができる。

原作よりも強い効果を持ちます。このカードにより上級魔法使いが大変使いやすい。速攻魔法なのでチェーンすることができるのもポイントです。更にモンスターを破壊できるポイントもマジシャンデッキの攻撃力の低さをカバーしているといえるでしょう。

 

見習い魔術師
このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、フィールド上で表側表示の魔力カウンターを乗せる事ができるカード1枚に魔力カウンターを1個乗せる。このカードが戦闘で破壊された場合、デッキからレベル2以下の魔法使い族モンスター1体を選択して自分のフィールド上にセットする事ができる。

このモンスターから引っ張れるのは《魔導サイエンティスト/Magical Scientist》、《聖なる魔術師/Magician of Faith》、《執念深き老魔術師/Old Vindictive Magician》、そして同名カード。《魔導サイエンティスト/Magical Scientist》は現在禁止であるため後の3枚に絞られます。

《聖なる魔術師/Magician of Faith》を引っ張ってこれる、ということは魔法の循環が効率よく行えるということ。マジシャンデッキの戦い方は循環にあるのです。

それとこのモンスター、注目度は低いですがカウンター補助能力を持ちます。《魔導戦士 ブレイカー/Breaker The Magical Warrior》、《魔法の操り人形/Magical Marionette》の能力を補助することができます。


<実際に構成するにあたり・・・>

これで実際に組んでみるわけですが、光モンスター、闇モンスターの使用率が高いので一般的に混沌として組まれることが多いです。この場合は《カオス・ソーサラー/Chaos Sorcerer》を使うもよし、そのまま開闢を使うもよし、私は開闢が嫌なので《カオス・ソーサラー/Chaos Sorcerer》使用しますがお好みで。

そして冒頭でも書きましたが攻撃力の低さ。これを以下に凌ぐかがポイントになります。テクニカル的なデッキなので私のようなビートダウン狂には不満が残る構成になりがちです。採用するアタッカーは個人によるでしょう。

さらに、幅広い面でマジシャンを見ていくといろんなカードが存在します。
墓守の偵察者の展開力やネフティスの導き手によるネフティスへの流れ。とにかくいろんなバリエーションが作れるのでいろいろ試行錯誤してみるとよいでしょう。


モンスター 魔法
上級
混沌の黒魔術師
ネフティスの鳳凰神
カオス・ソーサラー

下級
霊滅術師 カイクウ×2
同族感染ウィルス
魔導戦士 ブレイカー
魔法獣 ケルベロス×2
墓守の偵察者×2
クリッター
ネフティスの導き手
見習い魔術師×2
聖なる魔術師×2
黄泉ガエル

サイクロン
ブラック・ホール
スケープ・ゴート
マジックブラスト
ディメンション・マジック×3
光の護封剣
強制転移
収縮
強奪
強欲な壺
早すぎた埋葬
大嵐
地砕き
撲滅の使徒
抹殺の使徒
リビングデッドの呼び声
激流葬
炸裂装甲×2
封魔の呪印
 

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