遊戯王☆SELF-DISINTEGRATION


黄泉帝潰しに拍車をかける


<趣旨>
黄泉ガエルを応用した黄泉帝。はやるのは結構なことだが、実際の対策もないと困る。そこで今回は黄泉帝のメタを目的としたデッキを考えてみよう。

<黄泉帝のデッキ構成>

スタンバイフェイズごとにフィールドに復活する黄泉ガエルを使って帝モンスターを召喚するデッキである。

<これに対応したデッキ構成>

黄泉帝の上の構成文から以下のことが認識できます。

・黄泉ガエルの効果の影響により黄泉帝には重い魔法、罠が採用されていない。

・帝の根本は生贄召喚にある。

・黄泉ガエルは特殊召喚される、戦闘能力の低いモンスターである。

黄泉帝を潰すにはこの3点について対策を講じる、もしくは利用してやればよいわけです。

<キーカード>
ポイント1:黄泉ガエルの効果の影響により黄泉帝には重い魔法、罠が採用されていない。

つまり、黄泉帝は相手を押さえつけることに特化したデッキです。防御に対しての対策がどうしても疎かになってしまいがちです。こちらが攻撃する場合には非常に戦いやすいでしょう。
相手の場に常にモンスターが現れることから、こちらはサイバー・ドラゴンの使いやすさが引き立つのではないでしょうか。

ポイント2:帝の根本は生贄召喚にある。

根本的に生贄を出来なくすればよいわけです。
そこで注目されるのが「
生贄封じの仮面」。生贄に出来ない帝などただの上級にすぎません。
帝だけでなく「ならず者傭兵部隊」「ネフティスの導き手」「エネミーコントローラー」といったカードも防ぐことが出来るので万能性は意外に高いです。

ポイント3:黄泉ガエルは特殊召喚される、戦闘能力の低いモンスターである。

黄泉ガエルが場に留まらないようにするには「王虎ワンフー」が便利。ガジェやリクル等の対策にもなります。
貪欲な壺対策に「
霊滅術師 カイクウ」を放り込んでおくのも良い感じです。生贄ではないカオス・ソーサラーも防ぐことが出来ます。

<デッキ作成時の注意点>

このデッキはワンフー、仮面の2枚があることにより自分のカードにもある程度制約が出てきてしまいがちです。が、それに惑わされないようにも注意しなければなりません。

・ワンフーの生存率は意外に低い。
これはワンフーを生かす云々の話ではなく、自分のデッキに攻撃力の低いモンスターを入れていても支障はないということを意味しています。

・相手が上級を召喚した場合、力負けしてしまう可能性がある。
相手ターンでの駆け引き、例えば収縮や突進といったカードが重要視されていきます。


モンスター 魔法
上級
エンド・オブ・アヌビス
サイバー・ドラゴン×3

下級
霊滅術師 カイクウ×2
D.D.アサイラント×3
王虎ワンフー×3
E・HERO ワイルドマン×2
異次元の女戦士
クリッター
聖なる魔術師
魂を削る死霊×2

サイクロン
スケープ・ゴート
ブラック・ホール
強奪
強欲な壺
月の書
光の護封剣
収縮×2
早すぎた埋葬
大嵐
地砕き
突進×3
抹殺の使徒

 
リビングデッドの呼び声
激流葬
生贄封じの仮面×3

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